県教委が文書で約束 定数内の欠員代替者を段階的に正規教員へ  

「任期付職員のうち、定数内の欠員代替については、毎年度の採用試験を通じて段階的に定年制常勤職員へ」は、

県教委が2019年に文書にしていたこと

 

                 県教委の回答     

組合の要求

重点要求

    2019年度当局提案「任期付職員のうち、定数内の欠員代替については、毎年度の採用試験を通じて段階的に定年制常勤職員へ移行」を促進すること。

 

県教委の回答

 定数内欠員補充につきましては、令和2年度から任期付教員を採用し、育休代替者、配偶者同行休業代替者、欠員補充の一部に任期付教員を充てております。

 現在、定年引上げを見据え、長期的な採用計画を立てておりますが、将来的には臨時的任用職員等の割合を下げていく方針に変更はありません。今後、退職者数や再任用数の動き等を注視しながら欠員状況を的確に把握し、採用を進めてまいります。

 

 東部や磐周では、2月ごろから、「4月からも教員不足だから、みんなの授業時間増えるからね」と言われていました。←これ自体がおかしいよね。

 実際、4月から、あちこちで「1人足りずスタート」「2人いない」「出張重なったら、クラスに入る教員がギリギリ」などの声が聞こえてきました。

 そして、4月28日の県教委との春闘交渉では、県教委から「小学校で64人、中学校で11人、あわせて75人不足」と発言がありました。

 子どもたちを教える先生がいない  

       そりゃ、えらいこっちゃ!

 でも、県教委は教員採用数を増やしていません。

 増やさないどころか、減らしているのです。

 教員が不足、欠員なのは、年度末になって分かったのではありません。

 教員になりたい方がいないわけではありません。

 国がお金を出さない、定年延長が・・・なんて言っている場合ですか。

 子どもたちや保護者に、そういっていますか?

 

 せめて、2019年に約束した、上記の要求は、約束したんだから、その通りにやりましょうよ。臨時講師、任期付教員として働いている方々に報いましょうよ。

 教育に臨時はない! 任期付もない!(ついでに会計年度もない!)