春闘要求23 教員採用試験をより公平に、公正に、透明に

春闘要求to県教育長回答

教員採用試験をより公平に、公正に、透明に

  組合の要求                静岡県教育長の回答

重点要求

 教員採用選考試験に対する信頼性を高めるため、受験者に対して採点の痕跡がわかる等の採点済みの答案用紙や面接評定票など詳しい情報開示を行うこと。

 また、受付場所や開示場所を増やす等開示請求者が請求しやすい対応に改善していくこと。

 

 

【教員採用選考試験の透明性】

 教員採用選考試験の情報開示につきましては、条例等に則り、適切に対応しているところであります。

 また、希望者には、答案用紙や面接評定票等の写しを開示するなど、請求者の要望に応じて丁寧に対応いたします。

 

 最近は、10月の二次合格発表後、試験結果の開示請求をする方が増えているようです。県教委の義務教育課の担当者が、12月下旬でも(臨時講師、会社勤めなどの方には、この時期でないと直接県教委に行く余裕がないから)試験結果開示請求者の対応に、忙しく走り回っておられました。

 合格・不合格に関わらず、知りたいと思うのは当然です。

 それだけ要求が大きいのに、「採点の痕跡がわかる」ように、などの要求をしなくてはいけないのは?

 義務制では、採点がマーカーペンで行われていて、白黒コピーでは、採点の赤が読めないのです。採点の様子が分かっては困る? でも、特別支援学校の場合は、白黒コピーでも出るようになっているのですから。ちぐはぐなことです。