春闘要求2022 その10 若手教職員・会計年度任用職員などの待遇改善を

ロシアは、国際法国連憲章に基づいて、ウクライナから直ちに撤退を!

力に対して力、武力に対して武力 は、77年前にダメ!とされたはず。

戦争で解決できない!

戦争反対!

 

春闘要求2022 その10  

   若手教職員の長時間勤務、短すぎる睡眠時間などを

   何とかして!

   会計年度任用職員などの待遇改善、雇用保障を

重点19

     手教職員の突出した長時間勤務の実態が勤務時間記録に表れており、体調不良や

   睡眠障害あるいは早期退職者も出ている状況を深刻に受け止め、若手教職員の命と健

  康、生活を守るために、過度な研修体制の改善、担任など過重な校務分掌の見直し、

  年休取得の促進、時間外勤務の縮減などの施策を講じること。

  → 数年前、「睡眠負債」という言葉が有名になりました。睡眠不足は、たとえそ

   の時期はよくても、後々に悪影響として心身にあらわれます。もちろん、睡眠不

   足がその時の判断力などに悪影響が出るのは、誰もが経験していることではない

   でしょうか。

 

東部教組21新採アンケートから見えること        

 

   21年度は213人中、89人が回答してくれました。 41.8% 

   この結果は、昨年21年度県教育長にも渡してあります。                     

                 21年  20年  19年  18年 

出勤時刻         7時前 39%  47%  56%  65%         

退勤時刻       19時過ぎ 64%  71%  76%  85%         

平日平均在校時間  12時間以上 46%       72%              

        内 13時間以上 15%       37%              

1か月の時間外勤務 60時間以上 47%  67%  59%  35%         

          80時間以上 24%  53%  33%  22%         

         100時間以上  9%  11%  17%         

平日平均睡眠時間   6時間未満 52%  66%  65%  74%      

健康状態          不安 17%  26%  25%  43%         

悩み        授業・教科指導 68%  63%  55%  33%         

つけたい力    授業      79%  79%  67%  28% 

 

    「勤務時間管理」が管理職の任務だとわかってきたからでしょうか、割合は減

   ってきています。でも減ったからいいとは言えません。

    17%と言っても、新採の若い方で「健康不安」と感じている方が1割以上と

   いうのは、尋常ではないのでは。

    睡眠負債が懸念される、睡眠時間6時間未満が52%、半分以上。3/4だっ

   たのが、1/2になったから、よかったよかったと言えるでしょうか💢

    段々に、では済まされない事態です。        

 

 

重点20

 新しい任用制度について、

 時間外手当の支給、職務・任用の適正化、雇用の確保、年休の当初からの保障など

の改善を行うこと。

会計年度任用職員の「6月未満・週15.5時間未満勤務」などの線引きをなくし

待遇改善に努めること。

また、該当の教職員に対して、ていねいな説明や告知を行い、

労働法に沿った扱いとすること。

 →非常勤教職員が学校の中でも、たくさんの人がたくさんの職種で活躍し、学校教育

  を担っています。その待遇や身分が安定していない、保障されていないということ

  で、新しい任用制度が導入されたと認識していました。ところが、ふたを開けた

  ら、一時金は出るがその分月給が減らされた=年収は変わらない、とか、年間で

  「6か月未満」「週15.5時間未満」の線引きがされて、一時金支給がされない

  などの不当な待遇が放置されています。

   同一労働同一賃金などが、掛け声だけになっています。