春闘要求2022  その2  免外解消 学テやめて

戦争やめろ!

ロシアは、国連憲章国際法を守るべきです。

ロシア国内の、報道規制を解くべきです。

 

春闘要求2022  その2

 

重点 3

    免許外教員の解消に引き続き努めること。

   非常勤講師の配置基準を10学級から 12学級以上にすること。

    → 静岡県内で、中学校の家庭科、技術科、保健体育科、美術科などで、専門の

    免許のない先生(免許外教員)が教えている例が、178もあります。社会や

    数学はじめ、どの教科にもその例があると、県教委が言っています。

     実は、ほんとうはもっと多いのですが、「原則10学級以下の小規模校に

   (免外解消)非常勤講師を」151人配置しているので、専門でない先生に教わ

    る子ども達が、以前よりは少なくなっています。

     中学校3年間、専門でない先生に教わる教科があった例も聞いたことがあり

    ます。

     この解消は、本来急務のはずなんですが、抜本的な改善には程遠い状態で

    す。

     教職員にとっても、もちろん異常な事態です。専門でない教科を教えざるを

    得ないなんて、こんなつらいことはありません。先生によっては、2校兼務、

    3校も?なんてことがあり、落ち着きません。

     保護者や地域の方の声をぜひ!

 

重点 4

    国学テ実施をやめるよう国に働きかけること。

   少なくとも「毎年・悉皆」で行うことに反対すること。

   → 全国学テ実施以来、ず~っと要求していることです。悉皆(しっかい)とは

    全員という行政用語(?)です。「全国学力・学習状況調査」ですから、全員

    にやる必要はないはずです。テストでわかることは、「学力の一部」と文科省

    も実施要項で述べていることです。

     県教委は、「学校における児童生徒への教育指導の充実と課題を検証し、

    その改善を図る」目的でやるから、いいんだと言います。しかし、わざわざ数

    十億円かけて毎年やらなくても、「教育指導の充実と課題の検証、改善」につ

    いては学校現場で日常的にやっていることです。

     そんな時間とお金があったら、もっとかけてほしいところは学校現場にはい

    っぱいあります。(例えば、この春闘要求の重点の項目一つひとつを参照)

 

     つづく