春闘 重点要求 2
静岡・浜松両政令市と、教育条件・教職員の勤務条件等について
改善を図るよう引き続き努力すること。
政令市事務権限移譲によって、教職員賃金などが、静岡県から、政令市浜松市と静岡市に移りました。
教職員賃金は、「給料表」は同じですが、浜松市は少しずつ減らされています。
特別休暇など、静岡市・浜松市に合わせたため、静岡県の時より悪くなったものもあります。
教育条件も、例えば「静岡式35人学級」では、静岡県は「25人下限」を撤廃しました。静岡市はようやく4月から撤廃です。浜松市は、低学年30人学級を実施(これも25人下限)しているなどの理由で継続しています。
25人下限とは、35人学級に該当しても(36人以上になっても)分けると1クラスが25人未満だと分けませんよというもの。学年が1クラスでは36人になってもそのままです。学年が2クラスで1クラス36人以上になっても、例えば37人、37人では、3つに分けると、1クラス24人のクラスができるので、認められません。少人数学級の意味が分かっていない、財政上位の考え方です。
(全国同一の教育条件・勤務条件にすべきだが基本要求ですが)
せめて、陸続きの静岡県だけでも一緒にしてくださいという要求です。
静岡県、浜松市、静岡市は、「しずおか義務教育連絡会」をつくって、3者の交流を図っているといいます。教育委員会事務局だけでなく、教育委員レベルでの協議を始めているといいます。
期待しながらも、もっとスピードを速めてほしいと願っています。