毎年、この時期に『春闘要求書』を提出しています。
重点要求について(本当は、200余の要求項目がるのですが)
県教委事務局に説明してきました。
回答は、県教育長から、例年4月下旬にあります。
19もの重点要求を、少しずつ紹介していきます。
重点 1
教育委員会の政治的中立と自主性の維持の姿勢を堅持すること。
とりわけ今回、首相の一斉休校の要請に、法的にも疫学的にも根拠がないにもかかわらず、十分な検証や準備をせずに従ったこと、後手後手の対応を行わざるを得なかったことなどの問題点を反省すること。
子どもへの影響、保護者や関連する業者等への影響など貴職・教育委員会として把握・分析し、財政的支援なども含め今後の施策に生かすこと。
↑
政治的中立、自主性については例年要求しているところです。
「戦争法」などの発動や、首長からの教育への介入など、一方的な政治介入や支配があった場合に、教育委員会がタテになって子どもと教職員、学校を守ってほしいとの願いです。
今回、首相による突然の休校要請は、現場のことを顧みないもので、混乱をきたしました。文科省からして、27日の夕方突然発表されて、28日には通知やQ&Aが出されたのですから、大変な話です。
県や各市町村の(静岡県には村はなくなりましたが)教育委員会はじめ、当局も大変だったと思います。
そして当然、ほとんどの校長がすでに帰宅している学校では、てんやわんやでした。
尚、教育委員会としても他の部局任せにせず、いっしょになって保護者の負担、給食業者など関連業者の負担などの補償について、回答を待たずに動いてほしいと、要求しました。