「ゆきとどいた教育を」署名

県議会に72000人分

「静岡私学助成をすすめる会」と「子どもと教
育を考える静岡県民会議」は2005年12月6日、
大橋正己静岡県議会議長に、「すべての子どもに
ゆきとどいた教育をすすめるための請顧書」を署名
72164人分をそえて提出しました。
紹介議員の日本共産党県議団(3人、花井征二団長)
が同席しました。
 静岡県は昨年度から、中学1年生のみ三十五人
以下学級を実施しています。

 請願代表の酒井勇治氏が、「子どもたちの数が
減っている今こそ、どの子にもゆきとどいた教育
のために教育予算を大幅に増やしてください」と
のべ、小中高30人以下学級、私学助成の国庫補
助制度堅持、希望するすべての子どもたちへの高
校教育の保障と障害児学級・学校増設など5項目の
実現を求めました。

 小中学生の了をもつ母親や教員ら14人が請願に
参加し「私学では授業料を滞納する子どももおり、
私学助成が守られないと子どもたちの教育権を守る
ことができない」「障害児学級の生徒がたくさんおり、
会議室を教室に変えた。スクールバスに乗りたくても
乗ることができない。現場で努力しようと思っても
施設、設備、人が足りない」と実情を紹介しました。
 
 大橋議長は、「署名をよく集めましたね。議会
でよく協議をしたい」と応じました。
 同日、「障害児教育の充実を願う会」が、「障害
児教育の充実を求める陳情」を行い、署名26134
人分を提出しました。