教育格差をなくし  子どもたちに
ゆきとどいた教育をすすめるための陳情


 新婦人、県評、高教組、全教静岡、個人がつくる
子どもと教育を考える静岡県民会議
   と
静岡私学助成をすすめる会   は、
12月3日 静岡県議会議長 多家 一彦氏に会い、
陳情署名37、667筆を提出し、
次のことをお願いしてきました。


陳情項目
1.県の教育予算を増やしてください。
(1)高校・大学生への返済不要の「給付制奨学金制度」を創設してください。
(2)児童・生徒への就修学援助(教材費・給食費等)など学校納付金を無償にしてください。
(3)義務教育費国庫負担制度の堅持並びに負担率の復元と共に、教職員定数改善を国に働きかけてください。
(4)高校授業料無償化の所得制限をなくしてください。
2.静岡方式をより拡充するために正規の教職員を増やして、小中高30人以下学級(専門学科25人、定時制20人)を全面実施してくださ い。
3.私学への経常費助成を大幅に増額してください。私学に通う父母の授業料等負担を軽減してください。
4.障がいのあるすべての子どもたちに、ゆきとどいた教育を保障してください。
5.地域の学校をなくさないように、公立学校の統廃合・学級減・学区撤廃はおこなわないでください。また、定時制高校をなくさないでくだ さい。
6.地域の小・中学校を守るため、小中一貫校などによる統廃合の押しつけをしないでください。
7.子どもたちのいのちと安全を守るために、次の事を実施してください。
(1)学校建物の耐震性・老朽化について、安全点検を実施し、早急に補修改築に取り組んでください。
(2)地震津波浜岡原発の事故に対し、緊急かつ必要な安全対策を立て、その情報を公開してください。
(3)通学路の安全を確保するための措置を講じてください。

多家議長は、「含意は理解している。」と答えました。

現在開会中の県議会で、有意義な議論がされるといいな。


教育全国署名へのご協力、ありがとうございました。
今日は、署名用紙の右側部分を県に提出しました。

署名用紙の左側部分は、国に提出するため、1月ごろまで間に合いますので、引き続きご協力、あるいは手持ちの分を送ってもらうなど、よろしくお願いします。