県教委に、確定期の要求書を出しました その5

県教委に要求書

新規採用者等若手教職員の命と健康を守ることについて

(1) 新規採用者を含む若手教職員の長時間労働解消や睡眠時間確保のための改善策

を示すこと。20代女性の精神疾患による休職者の割合の高止まり・昨年度の激増につ

いて調査、分析し、必要な改善施策を具体的に明らかにすること。 

(2) 初任者研をさらに弾力的に運用すること。

   ①  研修日数や内容を大幅に減らし、かつ、勤務校の日常の業務優先、研修優先に改め

ること。

  ② 研修会の事前事後の授業案及びレポート類について、研修会の中で行うようにす

ること。

  ③  学校内における研修体制について負担軽減をはかること。

    ア 文書による報告や指導を減らすこと。また日誌を強制しないこと。

    イ  週1回行われている授業案を作成しての研修授業はやめること。

   ④  研究論文に応募することを義務付けないこと。

(3) 条件付採用者としての権利を守り、有効な支援体制を整えること。

  ①  管理職、初任者指導担当者は、条件付採用者に対して、その権利等を尊重して臨

むこと。条件付採用者の健康面には特段の注意を払うこと。

   ②  学級担任をさせることを前提とした人事配置をしないこと。

  ③ 時間外勤務を禁ずること。当面早朝出勤、深夜勤務を行わせないよう管理職を強

く指導すること。

   ④ 指導担当教員の、指導内容や指針を逸脱した指導について厳重に注意すること。

(4) 教職員評価を条件付採用者の可否に活用するとした制度を取りやめること。

 

※東部教組(全教静岡)の、今年の新採アンケートは、依然として、新採の方が、高い

割合で、長時間過密労働状態であることを明らかにしました。