昇給に人事評価を「活用」させるのはやめてください  静岡県教委 様

昇給に人事評価を「活用」させるのはやめてください

 

  •  教職員評価と教職員の精神疾患の増加は、つながっているように思います。人事評価が昇給に「活用」されることにより、ますます教職員の心をむしばむものとなるでしょう。それは、静岡県の教育にとってそんがいであります。  

                                 島田市  □□  □  元教職員

 

  •  教育現場は教員の協力があって成り立ちます。人事評価を昇給につなげたら、教育現場の崩壊を生じます。人事評価を昇給につなげることを断固反対!!  □□ □□□ 元教職員

 

  •  家庭環境、発達の様々な障害、コロナなどの社会環境が複雑になる中、子どもを指導する困難さが増しています。学校現場でのチームワークが今まで以上に必要なのに、給与と人事評価をリンクさせたら、職員間の和がこわれてしまいます!!絶対やめて下さい!

                   三島市 □小学校  □□ □□□

 

  •  教育に、昇給がリンクする人事評価はやめて下さい。   □□ □□  一般

 

  •  公平な人事評価はできないと思います。  静岡市  □□ □□  一般

 

 11月11日、静岡県教育委員会の教育部長は、ついに「人事評価結果の昇給への活用」を提案してきました。

 

 その理由として、「昇給に人事評価を反映させたら、教職員の資質が向上し、能力も高まり、実績も上がる」・・・などとは言いません。何を言っているかというと、

 

県教委の理由 1.

 2016年地方公務員法が「改正」されて(組合注;教職員組合はじめ立憲野党、多くの団体個人が反対したんだよね)、

「能力及び実績に基づく人事管理の徹底を図るため、

 職員の発揮した能力や挙げた業績を (組合注;「能力」や「業績」がきわめて抽象的、つまり評価者=管理職の恣意的な評価を事実上認めている)

 把握した上で (組合注;管理職=評価者が「把握」なんてできっこないよ。実際できていない)

 行われる人事評価制度を導入し、

 人事評価を任用、給与等の人事管理の基礎として

 活用することを義務付けられた

 

県教委の理由2

 静岡県人事委員会が11月9日に次のように勧告(組合注;実際は勧告はせず、報告)

 これまで、人事評価の活用が遅れていた学校現場においても(組合注;なじまないと反対の声が強かったからで、遅れでも何でもない!)、

 昨年12月から全ての教職員に対し、人事評価の勤勉手当への反映が開始された

 (組合注;個々の勤勉手当=ボーナスの部分を、比べることはできません。でも、同じ学校の同僚の中で、数千円から1万数千円の差がついています。12月、6月ともう2回も!)

 が、昇給への反映については、いまだ一般の教職員に導入されていない。

 活用されるよう、一層の取組を求める

 

 人事委員会が言ってるから、なんだって。

 (組合注;人事委員会報告は、評価のことだけでなく、多忙化を解消しろ、子育て・介護などの環境を整えろ、ストレスチェックを、ハラスメント防止を、障害者雇用をなど任命権者=県教委に求めているんだよ!)検索☞「静岡県人事委員会報告と勧告」

 

 主体性や自主性の発揮こそ、今最も求められていることなのでは?