県教委への 春闘 重点要求 5
教員免許更新制度をやめるよう国に強く働きかけること。
尚、実施の場合、県教委の責任で現場に負担・混乱を持ち込まないようにするとともに、
既に行われている研修を組み込むなどの工夫をすること。
10年に一度、3万円を自腹で払って、最低5日間は講習を受けなければならない。
現役も大変。
今勤めていない免許取得者が、会社や家事を休んで3万円払って5日間行きますか?
退職職してから、行きますか?
講習する大学の先生も、貴重な研究時間を潰して、講義しなければならない。ふ~。
この4月から、小学校で、来年は中学校で学習指導要領が改訂になります。ところが、学校現場でその学習指導要領の全部を通しての学習の機会は全くありません。
学習指導要領、総則、国語~道徳の本は、学校に一人1冊あるわけではありません。じ・ば・ら
読む時間もありません。
自主的・自発的、自己啓発の時間として、労働時間ではない時間に読むことになります。
じ・は・つ
でも、授業案を書くときには、学習指導要領に沿っていますか?と問われます。
わかりやすいと考えて教材を工夫しても、学習指導要領に書いていないと、認めようとしない。
必要な時間が確保されていない学校現場の実情を知っているのに、
その場と時間とお金を措置しないで、免許更新をしろとは、なんとひどいことか。
そして、今、代わりの先生がいない、休んだ先生の代わりの人が来ないと大騒ぎ。
更新をしないで、免許が失効する人が増えています。
→ 詳しくは、重点 7 へ。