3月4日は“「公災認定」を願う集い”があります
   『尾崎裁判』の意義をもう一度確認し合い、
    期待を胸に3・22判決を迎えましょう!
 
 前号では、道理のない被告側の主張を紹介し、判決に向けての“みんなの期待”を紹介しました。ご覧いただけましたでしょうか。
 さて、被告(基金静岡県支部)は、結審直前の準備書面で、「善子(尾崎先生)の場合は、単なるうつ病ではなく精神的うつ病であり、原因を公務に求めることはできない」「体験入学における精神的負担も、客観的に見てうつ病を発症させるほど過重なものではない。善子の個体的要因(脆弱性)に起因するものである」と、《言いたい放題》に今までの論を繰り返し、公務との関係を否定しています。
今、教育現場では、多種多様な問題が山積し、多くの教職員が精神的に追い込まれ、苦しんでいます。今回のような「無理を承知で実施された体験入学」など、許されていいはずがありません。《あってはならなかった尾崎先生の死》から、教育関係者はしっかり学び、同じ過ちを繰り返すことのないよう対応すべきです。その意味で、被告は尾崎先生を責めるのではなく、「公務災害」としてしっかり認定すべきです。
 皆さん、3月4日にはぜひお出かけください。お待ちしています。
*3・22判決を前に〜
「尾崎さんの公務災害認定を願う」つどい

日時  3月4日(日)13時開場  13時15分〜15時45分
場所 静岡商工会議所 403号室
■内容
◇「尾崎裁判に関わって思うこと」
            浦岡紀子氏(元・全教障教部長)
◇「尾崎裁判の意義と今後の見通し」
          塩沢忠和弁護士
◇「姉の死を無駄にしないために」
          尾崎正典氏(原告・故善子さん弟)
◇意見交流もあります。ぜひ、皆さんの「裁判に期待する声」等をお聞かせください。