国の小学校35人学級(編制標準)
春闘要求2023
5年計画を進めつつ、
県単独でも中高の35人学級に踏み込むこと。
また小中高の20人学級実現への計画を示すこと。
同時に特別支援学級の
「多学年学級」の解消、
学級編制基準(標準)5名以下への改善、
複数担任化を行うこと
小学校の、5年計画での35人学級が進んでいます。
でも、一気ではないので、そうならずに中学校に進学する子も多数。
特別支援学級は、8人(9人にならないと2クラスにならない)のまま。
静岡式35人学級で、中学は35人ですが、これは担任外として配置されている教員を
担任にするものなので、それで、教員が増やされているわけではありません。
高校は、40人学級のまま。(ほんの一部、少人数学級の高校あり)
ヨーロッパは20人台。国会の記録によると、すでに1958年に、ヨーロッパでは35人学級が普通ですと、当時の文部省官僚が答弁しているとか。
それなのに、
文科省は今年度予算で、教員2400人超の「自然減」を計上しています。
ほっとくと、どんどん減らされます。要求していくことが大事だと思います。
↑ このことについては、今年も教育予算増を!「えがお署名」にご協力を!のお願
いでも触れます。
特別支援学級の「多学年学級」とは、1クラスに学年の違う子どもたちがい
て、それぞれの学年に応じた教育(教科学習など)をしなければならないというクラス
ことです。子どもにとって不十分、教員も大変、今でさえ、教科書は詰め込まれ、授業
時間も目いっぱい(増やせばいいわけではありません) ひどい条件であることがおわ
かりだと思います。