教員免許更新制を廃止すること
既に、政府・文科省は廃止する方向で動いているようです。
この全教静岡ブログ８月２５日の、全教談話「教職員を苦しめる教員免許更新制はきっぱり廃止を」「研修押し付けするな！」を参照してください。
それがわかる前に、全教、全教静岡では「教員免許更新制を廃止すること」の一言要請に取り組みました。
多くの方が、要請の言葉を寄せてくれました。全教を通して文科省に声は届けられています。政府・文科省を動かした一助になっていると思います。
ところが、８月２５日の標題にもあるように、政府・文科省は免許更新制はなくしても、研修履歴のようなものを一人ひとりにくっつけたいと画策しているようです。一般的に研修が大事だという考えを利用して、教員を上からの「研修」に縛り付けたいのでしょう。
そこで、寄せられた声を、可能な限りここに載せて、思いを皆さんと共有できたらと思います。
★ 余計な仕事をこれ以上増やさないでいただきたい。
★ 子育てや介護で退職した力のある同期が、一段落して講師として現場復帰を現場復帰を、と考える時、免許更新が足かせとなり、できないと聞いたことがあります。また、教員志望の若者が減っている原因にもなっていると思います。すぐにでも廃止しなければ、教育界は終わります。
★ 廃止できないのであれば無料に。お金を自費で払うこと自体、おかしい。
★ 現職で、現場を離れ、更新のために学ぶ時間は負担である。教育センター等で希望研修に参加する方も多いので、それに替えれば、あえて講習しなくてもよいと思う。
★ 現場の教員不足は本当に深刻です。このままだと、病休のドミノ倒しで、学校崩壊です。一日も早く何とかしてください。
★ 免許更新の第一期の年に、更新を拒否して退職しました。講座内容一覧を見た時、専科の理科では、小学校なのに「DNA鑑定の仕方」などで、学習内容にそぐわないと強く思いました。
★ とにかく、教員免許更新制なんて絶対にダメ！
★ 教員免許更新制があるために、教員免許がなくなり、教員をやめる人がいます。教員がほんとに必要だから、やめてほしいです。
★ 教員の質を高めるために講習を受けるより、日々の実践に力を入れることの方が大切です。友人は、更新制があるため、免許を手放すという人も多いです。必要なところに教育予算をあててください。
