全教静岡の 春闘重点要求 8 1人でも、学校は残そうよ!廃校、統合しないでください!

全教静岡の 春闘重点要求 8

 子ども1人でもいたら、学校を統廃合しないでください!

 

 

学校統廃合を行わず、学校存続のために政令市を含めて全県で取り組むこと。

 

 

  子どもが少なかったら、子どもがかわいそう、大勢の方が育つよ、さびしい・・・

 などの声が聞こえます。

  本当にそうでしょうか?そう思い込んでいるだけで、長い目で考慮したことはないのではないでしょうか。

  大人たちから、慈しみ、守られて育つことは、何よりも大事なのではないでしょうか。また、人口の少ないところの地域であれば、もともと絶対的な人数は少ないでしょうが、子どもたちが少ない学校で育った人が不幸せですか?

 自宅から遠い学校に、バスの時間を気にしながら、あるいは家の人に無理をして送ってもらいながら通学する子どもたちがいることを、どう思いますか。

  切磋琢磨しなければ、と特に行政の方が言うように思います。残念ながら、一部の教育関係者も言います。でも、その中身を議論したことがあるでしょうか?

  表立っては言われませんが、実は大きいのは、「経費削減」「1つの学校を維持するお金、教職員の給料分の削減」・・・子どもが少ないところ、人が少ないところには、お金をかけない、かけたくないと思っているのでしょうか?本音?

 

  県教委は、高校の統廃合を進めています。ですから、市町の小中学校の統廃合にもどちらかというと、反対できません。小中学校については、設置者である市町の件毛となります。

  でも、立ち止まって、もう一度、みんなで考えようよ。

  そういう切実な思いでの問題提起です。

 

 

新型コロナウイルス感染症まん延防止対策について

  休校であることによって、子ども、保護者、教職員だけでなく、本当に多くの方々が影響を被っています。

  せめて、子どもは当然として、声をあげられない方々の声を聞くことにも注力してほしい(行政、教育委員会、学校)と切に願います。

  学習の遅れだけでなく、子どもたちの居場所、食事などの生活にも目を配ることのできる方策も考えてほしい、考えたいと思います。

  「困った」の声は、教職員組合労働組合静岡県評などにも届いています。