「安全保障法案」は憲法違反!

法案を撤回させよう!

6月4日の衆院憲法審査会に出席した「著名な憲法学者」3人の参考人が、戦争法制案を「憲法違反だ」と表明しました。


 説明は非常に明快です。


 「外国の軍隊の武力行使との一体化に自衛隊の活動がなる恐れが極めて強い」、
「他国への攻撃に対して武力を行使するというのは、これは自衛というよりむしろ他衛」(長谷部早大教授)、 


 「『後方支援』というのは日本の特殊概念」
 「戦場に後ろから参戦する、前からは参戦しないよというだけの話」
 「兵たん(後方支援)なしに戦闘というのはできない」「これは露骨な戦争参加法案」(小林慶大名誉教授)
と言い切っています。


 これに対して政府は反論しています。
 「わが国が支援活動を実施している場所が『現に戦闘行為を行っている現場』となる場合には、直ちにそこで実施している支援活動を休止または中断する」などです。


 自衛隊は、突然銃弾が飛んできたら直ちにテレポーテーション(瞬間移動)する能力があるとでも言っているのでしょうか。


 笑い事ではすまされません。「国民を守るため」の一言で、何でも政府によって都合よく解釈されるような法案です。
 立憲主義が根底から覆されない前に、反対の声を、様々な場であげていきましょう。