4月25日の県教委提案に対して、一言意見を送ろう!
zenkyoshizuoka@dream.ocn.ne.jp

寄せてください。提出してきます。
あきらめる前に、せめて抗議しようよ!

静岡県教育委員会
教育長 安倍  徹 様

給料の調整額を削減しないでください。(私の声を聞いてください。)

 4月25日の春闘県教育長交渉において静岡県教育長・静岡県教育委員会は、突然、全静岡教職員組合(全教静岡)などに対し、「文部科学省からの通知で、『メリハリのある教員給与体系の推進』のため、部活動指導業務手当等を増額し、そのかわり特別支援学級・学校に勤務する教育職員の給料の調整額は縮減したい。関係する教員等の給与に関する大事な案件であることから、連休明けにも具体案を提示した上で交渉を行いたい」と提案してきました。
 これ以外にも、「メリハリある教員給与」の具体化にあたって、文科省は「休職者等に対する教職調整額の在り方の検討」や「教員評価結果の処遇への反映促進」を既存の予算内で対応するとしています。いずれも成績主義賃金のいっそうの拡大で、教職員の管理強化を目指すものとなっています。
低すぎる部活動指導業務手当等の改善は当然としても、その財源を「給料の調整額の削減」に求めるというのは、障害児学級や障害児学校の在籍者数急増によって、対応しなければならない子どもの増加や、障害の多様化等の障害児教育現場の実態をまともに見ようとしない姿勢の表れです。
さらに、「指導的役割を担う校長」に対する管理職手当の引上げは、管理職のなかにも競争と分断を持ち込むものです。このような今日の教育課題の軽視と教職員への管理支配強化を認めるわけにはいきません。
 今日の教育と教職員をとりまく状況のもとで、県教委がとるべきことは「メリハリある教員給与」ではなく、すべての教職員の賃金底上げによる生活改善をはかるための施策をおこなうことです。

「給料の調整額」削減を行わず、すべての教職員の賃金を引き上げてください。

 義務制の学校で働く(あるいは働いていた)教職員の声を聞いてください。

一言意見欄




2014年  月   日

(     市・町立       小・中学校)氏名(              ) ・ 匿名