静岡市が「平和都市宣言」

静岡市市議会は2005年11月定例会最終日の15日、「静岡市平和都市宣言」を全会一致で可決しました。
静岡市は2003年4月、旧静岡・清水合併で発足し政令市に。旧両市の平和年宣言が失効する中、市民有志が新市での宣言可決を求めて陳情をしていました。
「宣言」は、「世界平和の実現は人類共通の願いであるが、今なおこの地球上では、戦争やテロリズムなどにより尊い人命が失われており、核兵器の拡散も懸念されていると現状を指摘。その上で「戦後、被爆六十年の節目の年を迎た今日、私たちはあらためて日本国憲法の掲げる恒久平和の理念の下、核兵器など大量破壊兵器の廃絶と世界平和の実現に貢献することを表明し、静岡市が平和都市であることを宣言する」としています。