安倍元首相の国葬に弔意表明や黙祷、半旗掲揚等の強要をやめることの申し入れ

下記の申し入れ書を、各教育委員会に送りました。

 

教育委員会

教育長 様

 

安倍元首相の国葬に弔意表明や黙祷、半旗掲揚等の強要をやめることの申し入れ

 

 貴職が日頃より、教育の発展・向上のために尽力されていることに敬意を表します。

 さて、政府は、安倍元首相の国葬を行おうとしています。

 

 しかし私たちは、以下の理由から国葬を行うべきではないと考えています。

 

①  国葬の強行は法的な根拠や明確な基準がなく、そもそも憲法(法の下の平等、思

 想・良心の自由、教育の中立性等)に反していること。

 

②  国会での説明や審議もないこと(つまり国民に説明がないことと同じ)。

 

③  安倍元首相の功罪や評価に多くの議論があり、世論調査などでも反対が多いこと。

 

④ 安倍元首相が被災し弔意を表すことと国葬の実施は別にすべきで、弔意は押し付け

 るものではないこと。

 

⑤ 以前も、政府・文科省による弔意押し付け通知に、政治的中立性を脅かす懸念があ

 るとして対応が疑間視されたこと。

 

 そこでお願いです。もし国葬が強行された場合、貴職も上記のような声を考慮し、自

主的な立場を堅持して、国葬に弔意表明や黙祷、半旗掲揚等の強要・指示などを行わな

いようにしてください。

 

 尚、安倍元首相の国葬に弔意表明や黙祷、半旗掲揚等の強要をやめることは、子ども

たちの教育にとっても重要であると考えます。

 

 つきましては、次のように申し入れますので、よろしくご検討ください。

 また、この申し入れがあったことを所属の職員の皆様にも知らせていただきますよう

お願いします。

 

                  記

 

1, 子どもたちや教職員、学校に対して、安倍元首相の国葬に弔意表明や黙祷、半旗掲

 揚等の強要・指示を行わないこと。

 

                       以上