6月5日(木)静岡市内のホテルで、
地教行法(教育委員会制度)改悪法案の
地方公聴会が開かれました。
傍聴した方によると、4人の公述人は全員、
賛成の立場からの発言のようでした。
川勝県知事、そのもとで選ばれた県教育委員、
静岡大学の教授二人。
参議院で法案の意味が鋭く問われている時に、
法案提出の前提がことごとく壊れている時に、
・ 今の教育委員会でもうまくやっている。
・ 大津のいじめ事件は、教育委員が「らち外」に置かれていたのが問題。
・ 教育委員会や教育委員が問題ではなく、教育委員会事務局が問題。
・ 教育勅語を賛美する(国会議員としては、憲法違反では?)
 文部科学大臣ですら、政治的中立の大事さを言わざるを得ない。
・ 将来の徴兵制を見据えて、教育を変えようとあからさまに言う
 自民党議員がいる。
などなど。
そういう中で、
公述人全員が、賛成するというのは、
国民の意見を聞く場にならないよ。
でも、国や県知事、市長、町長の思うようになる
教育制度にしたいっていう法案の本質は明らかにしてくれました。

まだまだ
法案の本質が知られていないからだ、と、
当日は、外で宣伝!
チラシで、署名で、声で、横断幕で(1時間以上横断幕を持っているのは、けっこう大変だよ。)
宣伝カーで!

公聴会と言いながら、傍聴者を制限するのって、公聴って言えるのでしょうか!?