第89回静岡県中央メーデー


 静岡市では、40団体300人が集まり、暑かったけど熱い集会とパレードを繰り広げました。

 静岡地区労連議長の開会のあいさつで、南北「板門店」会談と「共同宣言」の合意が触れられ、それに比べてうそ、改ざん、隠ぺい、記憶にないのごまかし安倍政権のひどさが語られました。


 県評議長・メーデー実行委員長は、歴史的な南北会談、朝鮮戦争終結や半島非核化が目指された中で、安倍首相の9条改憲は全く必要がないことがますますはっきりしたと。また、メーデーの起源である8時間労働制の原則を崩し、労働者に過労死をおしつける働き方、いや働かせ方改革は絶対反対と話されました。


 9条の会・自由法曹団の代表の方からは、日本の労働者は年間2000時間も働いていて、先進国の中でも突出している。格差が広がっているが、お金の面での貧困だけでなく「時間の貧困」=ニュースを見て政治のことを考える時間も奪われている実態を改善したい旨のお話がありました。
 市民連合の呼びかけ人の方からは、この情勢の中で対立軸を明確にして選挙でたたかおうとの訴えがありました。
 大企業優先でなく、労働者の7割が働いている中小企業を守ることは共通の課題と県商連の会長のお話。
 オオカミと少年のような状態にさせてはいけないと日本共産党の代表者の発言。
 今一番苦しい状態にある青年の実態と声に目を向けてほしいと語った民青の方のお話などが続きました。


 恒例のコントは、安倍くんをボスにした学級の荒れた状態が、暴露されました。忖度関係の学級崩壊には
、安倍やめろしか手はありません。


 アピールコンテストの1位は、写真でもわかるように誰の眼にも明らかでした。

 「8時間働けば普通に暮らせる賃金と働くルールの確立を!などが込められたメーデー宣言を確認した後、炎天下県庁〜七間町〜青葉公園〜市役所裏とパレードを行いました。






 なお、当日はこのブログで既報のように、県内10カ所でメーデーが開催されました。


 なぜ、平日の5月1日に開催するのかは、このブログの別項を参照ください。