県議会に届け この声!

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「私の声」は、続きます。

☆ 退職2年目の元教員です。定年退職をし、退職後の生活をして始めて実感として退職金の金額の意味がわかりました。同時に150万〜430万あまり減ってしまったら、自分の場合どうなったのだろうかと具体的に考えることができました。退職したよく月末、手にしたことのない2000万超もの金額を手にして、こんなにもたくさんもらってしまってと驚いたのはつかの間でした。
 公務員の退職金は、民間(一部の零細を除く)と比較し、恵まれた額ではなかったこともわかりました。一時金としては多いように思いますが、年金として受け取る額で言うと知人・親戚の企業年金の方がずっと多いのです。私の共済年金しか収入のない私たちの場合は、不安を覚えながら取り崩すのみです。あっという間に貯金は減っていきます。
 どうか、実態をわかってください。1万円でも減額されることの意味を感じてください。


☆ 59歳の教員の父親です。息子は中学教員です。なりたくて、やっと夢が実現したと喜んでいたのはちょうど2年前でした。
 見ていてあまりにも働きすぎで、大丈夫なのかたいへん気がかりです。息子自身も「続けられるだろうか」と、知り合いに漏らしたと聞きます。(親には言いません)
 いわゆる時間外勤務と言うのが、法定勤務時間の3倍位になっているのではと思います。これで、給与ばかりでなく、退職金も大きく削られる、将来さらに少なくなるかもしれないとしたら、社会の経済情勢を見て転職をすすめざるを得ないという思いです。
 

☆ 3月20日以前に退職する場合と最後の31日まで予定通り働く場合とで、130万円以上の差がある。しかも少なくなるということがどうしても腑に落ちません。私がわがままなのでしょうか。教員として失格なのでしょうか。


☆ 私は、本年度定年退職するまさに渦中の一人です。1月下旬現在でまだどうするか決めかねています。
 私には2人の娘がいます。ひとりは非正規でいつ首になるかわからず、もう一人は情から職に就けず、二人とも親の経済的支援が必要です。老いた親の問題もあります。 
 そこへもってきてこの退職金問題。これまで教員としてちゃんとやってきた、それなりに子どもたち、親たちからも評価されてきたというささやかな誇り、プライドを捨てなくちゃならないのか、・・・。
 なんでこんなことになってしまったのかうらんでしまいます。


☆ どの教員も毎日夜遅くまで身を粉にして働いています。ただでさえ、最近の一部の公務員の非常識な行動により、多くの教員がバッシングを受け、士気が下がりつつあるのに、さらに追い討ちをかけるように退職金まで下がると、士気がより下がってしまいます。ご検討をお願いします。

☆ 私の隣の席の先生は来年退職なのですが、退職金が年度途中でどんどん減額されるのは勿論、初耳。当事者なのに、何も知らされていない無茶苦茶さを感じました。
不利益を被るのだから、どうしますかと、管理職や事務から聞かれるのが当然のところ、現場では誰も知らないという駆け込み条例の異常さ。隣の先生は実感が湧かないのか、はあという顔でした。
今になって分かる自分もバカですが、具体的にわからないと実感が湧かないということでしょうか。私はバカにしていると怒り沸騰です。
黙って条例が可決されるのはあまりに悔しい。せめて3回の施行日を年度末にするために、議会に働きかける方法はないものか。今頃ジタバタしています。
当事者なら、なおさらでしょう。