新採で命を絶たれた木村百合子さんの公務災害認定を争う裁判が

24日(金)13時30分から、静岡地裁で開かれます。

誰でも傍聴できます。
終了後、隣の弁護士会館で弁護士からの説明もあります。
是非、お越しください。
詳しくは、このブログ内参照。

全教からの連絡

小学校1年生での35人学級実現!学級編制・教職員定数改善にかかわる大臣合意

 「元気な日本復活特別枠」に盛り込まれた小学校1・2年生の35人学級の政府予算化をめぐる動きは、12/17玄葉光一国家戦略担当大臣など関係大臣と文部科学大臣による「大臣折衝」が行われ、「平成23年度義務教育費国庫負担金について」という「大臣合意」が取りまとめられました。

 この「大臣合意」によって、文部科学省が策定した「新・教職員定数改善計画(案)」は、初年度想定の小学校1・2年生での35人学級には至らなかったものの、30年ぶりとなる学級編制基準の切り下げで、「小学校1年生の35人学級」を実現することとなります。

 一時期は、「見送り」と報じられた内容を押し戻し、小学校1年生限定とはいえ、35人学級への第一歩を踏み出したことになります。

注;みなさんにお願いした全国900万筆余「教育全国署名」が大いに力となったと思います。

【「大臣合意」の内容】
(1)小学校1年生で35人以下学級を実現する。 必要定数4千人

(2)4千人の必要定数は、現行の加配定数の流用1千7百人+2千3百人の増員で対応する。なお、増員分2千3百人は、児童・生徒数の減少に伴う減員分が2千人あり、差し引き3百人の純増となる。

(3)小学校1年生の35人学級への移行については、義務標準法の改正によって措置する。

(4)次年度以降は、引き続き協議する。


 静岡県教委の「静岡式35人学級」の計画では、来年度小学校5年生への拡大(注;今年度までに、中1→中2→中3・小6と拡大)が予定されていました。上記の加配定数の活用(流用)がされると、果たして、それがどうなるかが問われます。
 静岡県教委の「勇断」を求めていきましょう。