木村百合子さんの公務災害認定を求めている裁判

 

10月29日(金) 午後1時30分から

静岡地裁3階です。(いつもは、2階)

是非、傍聴に来てください。

 「準備手続」として、10月29日(金)13:30から、静岡地裁の3階の部屋で。

通常は2階の法廷。 「今日(前回)のような傍聴者も入ることのできる広い部屋(3階)を確保します。」と裁判長。

 内容は、裁判の争点を明確にする事と、どの証人を呼ぶことにするかの確認です。30分から1時間はかかるとのことです。
 この「準備手続」を経て、次回から、証人尋問が始まります。 

 西新宿の新採自殺事件で、基金東京支部の審査会段階で(裁判になる前に)「公務災害」が認められました。このことを同じ基金がどう受けとめているのかにも、注目が集まります。

 基金側は、5月18日を百合子さんのうつ病発症の日として、それ以後の百合子さんの「業務過重性」について、何ら触れていません。次回までに、「反論」という形で出すのでしょうか? 
 最近の裁判で、基金などは、うつ病発症後は、予見不可能などとして、業務過重性を認めようとしていないとか。
 でも、百合子さんが亡くなる9月後半まで「自分の最善を尽くしてきた」「そのことだけは胸をはっていよう」と、百合子さん自身がメモしています。そういった過重性を無視しようとする基金のやり方は許せません。

 証人申請は、木村さん側は、百合子さんの母、小山道夫さん(元教師、ベトナムの子どもの家を支える会。百合子さんは学生に時に関わっていた。)、天笠医師(精神科)、瀬古さん(元教師)の4人を申請中。
 基金側は、当時の教頭、当時の研修主任で百合子さんのクラスの前担任、診断した医師の3人のようです。

 尚、百合子さんは、当時 静岡県職員組合(静教組)磐周支部の組合員でした。
 
 また、百合子さんが勤務されていた磐田市立東部小学校は、
「ソフィア研究指定校」と「文部科学省指定 教育の国際化推進地域指定事業センター校」という2つの指定を受けており、百合子さんが亡くなられたその年が最終年、発表年だったと思われます。

 教職員の方でしたら、いくつもの「?」や「!」が脳裏をかすめるのではないでしょうか。