京都市が免職 元教員の職場復帰確定 最高裁 市教委の上告退ける 

「不適格教員」のらく印を押され、分限免職処分(解雇)となった京都市の元教員、高橋智和さんが処分撤回を求めた裁判で最高裁は26日、京都市教育委員会の上告を受理しないことを決め、京都市教委へ通告しました。これにより、処分撤回を求めた大阪高裁の判決が確定、高橋さんの職場復帰が実現することになりました。
(中略)
 今回の不受理に対し京都市教委は、同日行われた京都市教組との人事・定員交渉の場で「主張が認められず残念だが、判決を厳粛に受けとめる。今後、職場復帰に向けて丁寧に対応したい」と回答しています。