「子ども集団づくり入門講座」

の第6回目の講座が行われました。

 今回は「学級の文化を育てよう」というテーマで、埼玉県の小学校の先生、志賀廣夫さんをお招きしました。授業妨害、いじめ、教師への暴力などの5年生のクラスを、ピンチヒッターとして受け持った志賀さんが体当たりで立て直していく話は圧巻でした。
 志賀さんの情熱あふれるお話と、大人でも思わず夢中になってしまうゲームとで、
あっという間に3時間がたってしまいました。

以下、参加者の感想です。

★ 反発する子の裏の顔、事情を汲み取って、彼らに寄り添っていくことの大事さを感じました。
 反発する子にこちらも反発しているようでは教師じゃないですね。良いところを砂金を見つけるように見つけないといけないですね。
 今年は級外なので、新年度、担任になったら今日のお話を生かして ?リーダー育成 ?子どもと共同・共有 ?みんなが参加する授業でクラスを作っていきたいな、とすごくワクワクしています。級外と言えども?はできることなので、明日から実践していきたいです。

★ とてもパワフルなお話を聞かせていただいて良かったです。
 これからの授業やクラスの経営などに参考にさせていただけるお話、ゲームも楽しく参加させていただき、とても良い時間を過ごすことができました。先生のお話をもっとたくさん聞きたいと思いました。ゲームもまた教えていただけることを期待しています。ユーモアのセンスを私ももっとつけられたらなぁ〜とも思いました。

★ とっても勉強になりました。
「どの子も幸せになりたい。幸せになる権利を持っている。」
という言葉に胸を突かれる思いがしました。
つい学校の価値観だけで評価してしまいがちですが、その子の良いところを見つけ、うんとほめてあげて自己肯定感を感じさせてあげることが大切だなぁと思いました。リーダーを育て、良い集団をつくること、教師は集団のサポートにまわること、心がけていきたいと思います。子どもは集団で育つ、ということを忘れずにいたいです。ありがとうございました。

★ やっぱり来て良かったです。
 どんなに荒れている子どもたちも、明るいクラスがいい、かしこくなりたいという願いは必ず持っている。その要求に依拠してクラスづくりをすることが大事だということがよくわかりました。どんな子にも良さがある。その良さを砂金を探すように見つけて、ほめることが、教師の仕事だという話もストンと胸に落ちました。
 数当てマジックや「サン・ハイ・ゲーム」「アンパン・ジャムパン・フライパン」などのゲームも教えていただき、さっそくクラスでやってみたいと思います。

★ 志賀先生のパワフルさに圧倒されました。
 それが自然と子どもたちに伝わるんでしょうね。たくさんの宝箱を持ってみえる志賀先生ですが、絶えずアンテナを張りめぐらせているから豊かになるんでしょう。
 実は子どもの大変さのあまり後ろ向きになっていた私ですが、何か、私はたくさん充電できたように感じます。
 たくさんのエネルギーをいただきました。ありがとうございました。

次回の講座は

2月17日(日)10:00〜12:00、同じくアイセル21で行います。

テーマは「今年の実践を振り返る」です。

今年の自分の実践を振り返り、
残りの数週間をどのように過ごすか、
どのように来年度に結びつけていくか

などを話し合いたいと思います。

できれば、1人10分くらいずつはしゃべってもらいたいな
と思うので、準備してきてください。
特別なレポートなどはいりませんが、
学級通信や子どもの感想文、作品、写真など、
みんなに見せるものがあれば盛り上がりますね。

今年度のラストスパートのために、是非是非ご参加ください。