静岡市教委が出退勤時刻・業務記録簿を抽出で試行中

教育職員の勤務時間把握として

◆次のような静岡市教委からの依頼文書によって、静岡市内の学校・園で「教育職員の勤務時間の把握に関する試行調査」=「出退勤時刻・業務記録簿」記入が行われています。市内の10%の学校・園で6月いっぱいのものです。これをもとに、来年度から実施する予定のようです。わかっているだけで、服織西小、南部小、長田西小、安東中で実施中(試行中)です。
とりあえず参考に文書を送ります。検討してください。

                          19静教教職第628号
                           平成19年5月18日
該当 校長・園長 様
          教 職 員 課 長
教育職員の勤務時間の把握に関する試行調査ついて(依頼)
労働安全衛生法等の一部を改正する法律が成立し、平成18年4月1日から施行されました。長時間労働者の健康保持を目的として、学校も含めたすべての事業所において、時間外労働が、1ヶ月あたり100時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められるときは、労働者の申し出を受けて、医師による面接指導を行わなければならないことになりました。また、1ヶ月あたり80時間を超える場合も、疲労の蓄積や健康上の不安を有している労働者には、これに準じた措置を講じるよう努めなければならないこととされました。このことは、常勤職員が50人未満である市内の小・中学校、幼稚園についても、平成20年4月から適用になります。 こうしたことから、平成20年4月を目途に、教育職員の勤務時間を適正に把握する方法を定めることが必要となり、抽出した学校の教育職員を対象に、下記の方法で勤務時間の把握について試行調査を行うこととなりました。
 今後、適切に勤務時間を管理することで、教育職員が心身共に健康で教育に携われるよう、貴校職員の協力をお願いします。

1 目的
 教育職員の始業・終業時刻等を記録し、勤務時間を適正に把握する方法について検討するための資料とする。
2 調査対象職員
校長、園長、教員(教頭、教諭、養護教諭、臨時的任用講師、臨時養護教諭、再任用フルタイム勤務者、実習助手)
3 調査対象校
 静岡市立学校・園の約10%の教育職員が対象となるように、校種や規模、地域等を考慮して抽出した学校・園
4 調査期間
平成19年6月1日(金)〜6月30日(土)
5 調査・記録方法
別添「平成19年6月 教育職員出退勤時刻・業務記録簿」に調査対象職員が必要事項を記入する。この記録簿を翌月5日までに回収して、校長、教頭は点検し、確認欄に押印する。
「教育職員出退勤時刻・業務記録簿」についての集計、アンケートへの回答は、管理職が行う。
6 調査項目
(1)出勤時刻及び退勤時刻
 ・出張については、旅行命令簿の用務開始時刻・用務終了時刻と同じ時刻を記入する。
   ・年休、特別休暇、職専免等で終日勤務しない日は記入しない。
(2)時間外の業務に従事した時間
 ・始業前、始業後の実際に業務に従事した時間を記入する。
 ・休憩時間は除いて記入する。(8時間を超える場合の休憩時間は60分)
 ・週休日や休日に振替え等を行って勤務した場合、割振られた勤務時間を超えて勤務した時間を記入する。
 ・修学旅行等宿泊行事に従事した時は、調整した時間は除いて記入する。
(3)時間外の主な業務内容について
 ・ 記号を○で囲む。「その他の業務」については、(  )に主な業務内容 を簡潔に記入する。 
注・ABCDEの記号の説明は下欄に。
   ・複数の業務を行った場合は、主な業務の記号を記入する。
7 提出方法
(1)提出物 ・「教育職員出退勤時刻・業務記録簿」についてのアンケート
   ・時間外の業務に従事した時間の合計が80時間を超えた職員の 「教育職員出退勤時刻・業務記録簿」の写し
(2)提出期限 平成19年7月13日(金)
(3)提出先 静岡市教育委員会事務局 教職員課 人事担当

平成19年6月 教育職員出退勤時刻・業務記録簿
          略
下欄に注意書き。※時間外の業務に従事した合計時間が80時間を超えた場合に、どちらかに○をする。として、医師の面接指導 希望する 希望しない
※A学習指導等に関する業務 B生徒指導・学年学級に関する業務 C分掌・研修に関する業務 D部活動に関する業務 Eその他の業務(内容を簡潔に記入)