大阪市教職員と父母・市民のつどいにも300名

大阪市内にある小中学校、高校、障害児学校などの教職員組合と、地域・職場九条の会学童保育の子どもたちなどは、2月4日「憲法教育基本法改悪を許さない−大阪教職員と父母・市民のつどい」を成功させました。朗読、若い教職員と子どもたちによる構成劇、講演と、みんなで協力し合ってつくりあげる多彩な内容でした。「九条の会」事務局長の小森陽一氏が「憲法教育基本法は未来へのカギ−漱石から見る憲法教育基本法」をテーマに講演。『草枕』を題材に「漱石がめざしたのは日本国憲法」との講演に、多くの共感・感動が寄せられました。

全教・教組共闘による国会行動行われる

全教と教組共闘連絡会は、15日第一波中央行動を行いました。全国からの代表約60名が参加。日本共産党の石井郁子衆議院議員が国会情勢を報告しました。各組織代表からのとりくみ交流や、全教東森書記長からの運動の提起を含め、全体に強調されたのは、いま情勢が動いていること。以下の内容を参加者で共有しました。小泉政権の根幹にかかわる問題で、国民の中に批判と疑問が大きく広がり、マスコミも「政権迷走」(毎日新聞2月15日社説)などと小泉政治の潮目の変化を伝える状況が広がっている。「憲法9条」や、「格差拡大社会」の中で子どもたちや国民の中におきている具体的な問題と結びつけてたたかえば、教育基本法改悪法案も、国民投票法案も、国会提出を許さない可能性が広がる。教育基本法改悪法案の国会提出をめぐるかつてなく緊迫した状況ではあるが、私たちのたたかいによって情勢を動かすことができる「やりがいのある情勢」である。

300人を超える人々であふれかえった昼の議面集会では、石元委員長が熱く訴え。その後、参加者は衆議院文部科学委員会参議院文教科学委員会の全委員に対し要請行動を行いました。