教員不足なのに、定数を減らしちゃダメじゃん💢
昨年22年1月、文科省は、21年4月時点、全国の公立学校1897校で、
2558人教員不足という調査結果を発表しました。
定数配置しているんだから、教員不足は自治体の問題だ、と言っていた文科省でした
が、実態を調査したのは、わずかに前進です。さすがに責任逃れはできないと考えたの
でしょう。
全教も、22年10月時点での教員不足の調査結果を発表しました。24道府県・4政令市で、
1642人欠員という結果でした。全教は、文科省に制度改善を求めていきます。
この調査で、静岡市では、小中学校22人の欠員が出ていると市教組に明らかにしました。
静岡県は、調査が別様式だったため、全教の集計には含まれていません。
でも、県教委に求めて出させた数では、21年度1年間に110人の未配置
があったことがわかっています。さらに昨年22年のはじめだけで、
14人の未配置があったことを明らかにしています。
このような実態からは、当然、文科省は教員増員にがんばると思われます。実際、予算案を見ると、小学校35人学級5年計画で、小4の実現や、小学校高学年の教科担任制のための増員はあります。
でも、少子化だ、学校統廃合だ、加配教員の振替だとして、減らされる教員数が
はるかに多く、結局差し引き2474人減の予算案となっているのです。
この数字を見て、「(上記の)教員不足の数字と(ほぼ)同じじゃん!?」と反応す
る方ばかりです。
子ども「ねえねえ」
先生「な~に」
が当たり前の風景になるために、(埼大T先生)
せいせいふやそう!の声を、ごいっしょに!