「教育に穴があく」(代わりの先生が来ない)事態を、なくしたい!

春闘の要求書 

重点の8 は、

  特休代替者などの未配置の実態と問題点を定期的に明らかにし、

 事務局担当者や学校・校長任せにせず、

 新設の「人材バンク」、政令市・市町と連携などの充実を図り、

 1日でも「穴があく」(未配置)事態にならない体制を整えること。

 

です。来年とか、そのうちとかの話ではありません。

今、この時に担任がいない、担当教科の先生がいないで自習している のを、

何とかしてと、ず~~~~~っと、言い続けています。

 

未配置状況 静岡県静岡市浜松市の各教育委員会が組合に提供した数字は

     以下の通りです。

 2019年 の1年間

静岡県小64人、中32人 計 96人

静岡市小16人、中 4人 計 20人

浜松市小 9人、中 8人 計 17人

計  小89人、中44人 計133人

 

2020年当初 文科省に数字をあげる5月1日あたり

静岡県小15人、中 5人 計 20人

静岡市小13人、中 7人 計 20人

浜松市小 3人、中 4人、計  7人

計  小31人、中16人 計 47人

 

要求の意味がおわかりでしょうか。

で、実際は、学校現場の声からは、もっと多いのではないかと思われます。

しかも、

育休未配置期間 8/31~9/8 大変なことなのですが、このくらいはまだいい方なのです。」4/1~3/31という例もありました。えっ、1年間じゃん。ひどい。

 

「未配置の期間について把握されていることがありましたらご記入ください」

と、問うと、

「臨時的任用職員の人材を確保できなかったため」

との返事が返ってきた教育委員会もありました。

 

今年こそ、抜本的な対策が示されるだろうと、切に願っています。