戦争法制では、「グレーゾーン」が問題となります。
尖閣諸島が、想定されます。
ここに、自衛隊を投入しようと考えているようです。
本来 警察あるいは外交努力で解決すべきところを、
すぐに自衛隊投入しようとするかもしれません。

警察や海上保安庁ならば、逮捕したり検束したりして
取り調べ・・・となるのですが、
自衛隊の派兵の場合は、銃や砲を向けることになります。
相手を威嚇したり、場合によっては射殺するのも、正義となる可能性が高くなります。

戦争への引き金になりかねません。

大阪「都」構想では、反対がかろうじて上回りましたが、
やはり説明は難しい。
しかも、マスコミは、「中立」に報道するので、
二重行政をなくすか、大阪市を残すか しか言いません。
府立病院と市立病院を、1つにする、とか、
カジノを誘致しようとしている、とか、
具体的に報道すればもっと差がついたと思うのですが。


同じように、戦争法制もそうです。
「安保法案」なんていうと、日本の安全保障のことかなと思わされてしまいます。
でも、
「なにせ、日頃からなじみがないはずの軍事と軍事法の話なので、
わかりづらいことはご容赦ください。
戦争と軍事の話がすぐ通じてしまう社会よりは、
簡単に通じない社会のほうが、
やっぱりいい社会なので。」
(田中隆弁護士=全教弁護団

わかりにくいままに通そうとするのが、改悪の常套手段です。


追 時間のある方は、「幣原喜重郎 憲法九条」で検索してみてください。