→100万人署名にご協力ください
署名用紙は、末尾のHPから、ダウンロードできます。
連絡くだされば、署名用紙を送ります。
ストップ!過労死
ぼくの夢
大きくなったら
ぼくは博士になりたい
そしてドラえもんに出てくるような
タイムマシーンをつくる
ぼくはタイムマシーンにのって
お父さんの死んでしまう
まえの日に行く
そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや
(父親を過労自殺で亡くしたマーくん=当時小学校1年生の詩)
故木村百合子さんの裁判で、地裁勝利判決が出た後、記者に問われて木村さんのお母さんが答えたこと。
記者「若い先生たちに言いたいことは?」
お母さん「そこまで自分を追いつめる前に辞めてほしい。」
今、「全国過労死を考える家族の会」と「過労死弁護団全国連絡会議」は、
「あなたとあなたの大切な人を守るために 過労死防止基本法制定を求める100万人署名にご協力ください。」と呼びかけています。
過労死って何ですか?
過労死とは、「働き過ぎが原因となって引き起こされる死」です。
長時間労働による疲労や精神的負荷が過度に蓄積すると心身の健康を損ない、ついには死に至るとされています。(2000年3月電通事件最高裁判決)
脳内出血や心筋梗塞など身体が破綻するのが過労死、うつ病の発症など精神が破綻するのが過労自殺(過労自死)であるといえます。
過労死・過労自殺は、無理をしてまじめに働いている人を突如襲い、大切な人を突然奪っていきます。家族の心配は、突然現実のものとなるのです。
過労死は1980年代後半に社会問題となり、国際的にも「karoshi」(death from overwork)として紹介されて既に20年以上になりますが、過労死・過労自殺は年齢、性別、職種を超えて広がり続けています。
1998年から13年連続で毎年3万人を超えている自殺者の中には、相当数の過労自殺が含まれていると考えられます。
「1日8時間労働、週40時間労働」は今や世界の標準となっており、わが国でも労働基準法で定められていますが、十分に機能していません。
労働者は、いくら労働条件が厳しくても、会社にその改善を申し出るのは容易ではありません。
また、個別の企業が、労働条件を改善したいと思っても、厳しい企業間競争とグローバル経済の中、自社だけ改善するのは難しい面があります。
そこで、「過労死防止基本法」を定め、国が総合的な対策を行っていく必要があります。
私たちの求める
1. 過労死はあってはならないことを、国が宣言すること
2. 過労死をなくすための、国・自治体・事業主の責務を明確にすること
3. 国は、過労死に関する調査・研究を行うとともに、総合的な対策を行うこと
(以上 署名呼びかけチラシから作成)
問い合わせ
ストップ!過労死実行委員会
http://www.stopkaroshi.net/
「ストップ過労死」で検索できます。