６日（水）昼、静岡県庁に出かけて、私学助成を求める会、県評、新婦人、高教組のみなさんと全教静岡で、３千万署名を届けてきました。今年は５８２８０筆！今までの最高の１０数万、他県の何十万とはいきませんが、子ども会のみなさんの協力による９千筆近くとか、今までこの運動に縁のなかった多くの方々から署名が届くなどの広がりがありました。しかも、教育基本法改悪反対運動に大きな力を注がなければならない時期だったことを考えると、大きな成果です。
私学からは、修学旅行に行けなかった生徒が何人かいた、１割近く授業料滞納など、切実な問題が出されました。保護者からは、自分の子どもの担任は、毎日宿題を点検してくれているが、３５人のクラスで一人ひとりを見るのは大変そう等の話。小学校では、トイレに行く暇もなく教室で仕事をしていて膀胱炎になる先生が多いなどの話。他県が少人数学級を少しずつ拡大しているのに静岡県は…などのことを、県議会議長に訴えてきました。「私もＰＴＡ役員の経験が長い」と言う議長でしたが、「学校よりも前に家庭の問題が大きい」「芯の強い子、我慢強い子に育ててほしい」と、例年の議長に比べると返事は、はぐらかされたものでした。「家庭の問題」「自己責任論」が、また大きくなってきているかなと感じました。
ただ、今回の請願は、総務、文教警察（なんとこの２つの分野が１つの委員会になっている！）、厚生と３つの委員会（７つの内）で審議されるとのことです。
