広島・長崎原爆投下(1945)から76年、
ビキニ環礁水爆実験(1954)から67年、
2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効
核兵器禁止条約の批准国が50を越え(現在51)、今日発効します。核兵器の非人道性を告発し、違法化する初めての国際条約です。
核兵器はこれまで被爆者をはじめ、世界の多くの人々から厳しく非難されてきました。
日本では、広島、長崎に続き、ビキニ環礁で焼津、高知の漁船など大きな被害を受けてきました。
禁止条約発効によって、核兵器は道義的に許されないだけでなく、史上初めて違法化されることになります。
核兵器を保有し、使用を振りかざして脅す国は、「無法者」とみなされ、「核の傘」に依存する国は「共犯者」となります。
締約国は、核兵器の開発・実験・製造・取得・貯蔵は行わないと約束し、その使用や使用の威嚇も禁止されます。
条約では、核保有国が加入した場合の手続きなど核兵器の全面廃絶に向けた規定や、核兵器による被害者への援助、環境の修復などについても定めています。
間もなく3・1ビキニデーを迎えます。当日の集会はリモートで開催。
この機会に、
静岡の地から核兵器廃絶の声がさらに広がるように。
学校、教室、授業でもぜひ取り上げたいですね。
コロナ禍ですが、
全国各地で、核兵器禁止条約の発効を歓迎する催しが開かれています。
残念ながら、ビキニ被災ご当地の静岡でも、発行部数の多い新聞は、
今日、8面でしか取り上げていません。あれっ、これ国際面だ!?
じゃあ、SNSで拡散しようか!