教育条件改善で、副知事と県教育長に要請
 12月20日(金)教育県民会議(子どもと教育を考える静岡県民会議)は、
教育条件整備を求めて、静岡県副知事と県教育長に要請しました。
※教育県民会議とは、全教静岡、静岡高教組、新婦人、県評などが集まって、静岡県の子どもや教育の環境・条件充実、様々な教育課題の学習・宣伝を行っています。教育全国署名にも20年余取り組んでいます。

署名の要求項目に沿って、
「高校授業料の所得制限は、問題。所得が低くても、恥ずかしいとか所得証明をもらえない家庭もある。」
「貸与制奨学金は、返済できないで困っている若者が増えている。何とかして。」
「知事の言う『ボランティア』でなく、日常に子どもたちと接する正規教職員を。」
「5年前から、校舎の老朽化を何とかしてとお願いしている。先日も静岡市の小学校の屋上で倒壊があった。」
などを訴えました。

副知事は、「財政は厳しいが、教育は未来の投資だと考えている。がんばりたい。」
県教育長も、「子どもたちの心を傷つけないようにしたい。」
と答えました。
また、県教委担当からは、「非構造部材の改修は、文科省の補助率加算などを利用するよう市町教委に伝えている。」
            「財政難で校舎本体の建て替えは難しいので、寿命を延ばすリニューアルの方法に舵を切っている。」
子どもは、今しかない!急いでほしい!と重ねてお願いしてきました。