7月28日(火)
静岡市教育振興基本計画検討委員会・傍聴
会場 清水庁舎 時間 13時30分〜 内容 傍聴ですので、発言は禁止されイライラするかもしれません。大学の先生、幼小中高の校(園)長、PTA役員、応募委員などの発言を聞きに行きます。※応募した静岡市教組OBは、理由不明で落選。
傍聴記録 一部
13時30分から始まった委員会は、はじめに事務局から提出資料(注;傍聴者には資料は配られませんでした。そういうことは初めてでした。)の説明がありました。次に司会の石井静岡大学教育学部長の指示で、座った順番に委員の発言がありました。14人の委員のうち、参加した13人の発言が終わったのが約2時間後でした。尚、第1回の議事録が静岡市HP(検索「附属機関等」→「会議録(21年度分)」http://www.city.shizuoka.jp/000085670.pdf に載っています。この第2回も1カ月後くらいには正確に載ると思います。
各委員の発言については、今回省きます。それぞれの方が、「新しいアイデアを提供するという立場」(司会の石井さん)で発言されていましたので、多岐にわたり、まだまとめ切れていません。
3つの発言メモを載せます。
中学校の実態について委員の発言を聞いての、他の委員のつぶやき。
「こんな中で、改訂学習指導要領が実施されて大丈夫なのかと心配になってきた。」
もう一つ。終了予定の1時間前、市教委事務局から「基本構想」「重点項目」の説明がありました。それを受けてのある委員の発言のメモ。
「(今、民間企業もやっているが)今の問題点、未来に向けての問題点を徹底的に洗い出さないといけないと思います。本来はそれを論じるところ、検証することが大事だと思う。だから(今、事務局から説明があった)「基本構想」をしっかり論じる必要があると思います。例えば、中学校の校長の発言にあったような中学校の問題を、私たちは共通理解していない。知らない。(傍聴者注;学校関係者なら誰でも知っている中学校の実態)他の発言の、子どもも親も疲れているなどについても、ただNPOとか手を分散すれば解決するのか。しないと思う。対症療法でなく、体質改善こそ必要と思います。ここをさっと流すのは非常に危険。」
少なくとも「今後5年間」の静岡市の教育振興基本計画(「改正」教育基本法の中に、入れ込まれた内容。「教育条件整備」という教育行政の大事な仕事を後景に押しやり、むしろ「教育内容」に行政が口を出す仕組みをつくった。)を作ろうって言うのです。しかも5回程度の議論です。あと3回しかありません。それぞれの立場や経験からの、しかもその場での発言だけでなく、責任ある静岡市教育振興基本計画検討委員として、静岡市の教育について(静岡市だけではつかめないと思いますが)事前に学習し資料を集め、疑問や問題意識を持ち、できたら学習会を持ちレクチャーも受け、事前調査もして検討委員会に臨んでほしいと思います。
検討委員会の場で「中学校に武道が必修になった。いいことだ。今の中学校に武道を教える教員とか事務官とかいるのですか。」という委員の発言がありました。この委員の方は恐らく、例えば中学校で、社会の免許のない他教科の先生が社会を教えなくてはいけないという教員配置の実態を知らないのでしょう。
8月上旬には、民教連、サークルの全国、県などの学習交流の会が各地で行われます。
「日本民教連加盟団体夏季全国集会一覧」でインターネット検索を。
8月 5日(水)〜8月11日(火)
8月 8日(土)〜 9日(日)
静岡県作文教育研究大会
〜子どもの表現から願いを受けとめ、ともに育ち合う作文教育〜
会場 浜松市卸商団地『アルラ』南区卸本町37
時間 8日(土)10時00分〜全体会 講座 分科会
9日(日) 9時00分〜分科会
13時00分〜 記念講演
大和久 勝さん 困っている親と困っている教師〜対立から共同へ〜
参加費等問い合わせ 053−464−7311(大橋さん)
8月 9日(日)東部教組フィールドワーク
問い合わせは 電話&FAX 055−973−3599
詳細がわかり次第 掲載します
8月10日(月)〜8月14日(金)
8月14日(金)〜16日(日)
平和のための戦争展
会場 静岡市民ギャラリー 時間 10時00分〜17時00分
会費 無料 問い合わせ 静岡市教組054−271−8438
内容 世界が動き出した核廃絶 南の島(トラック諸島)に眠る戦争犠牲者
静岡の戦争(満蒙開拓義勇軍など) 日本を戦争のできる国にしようとするのか
教育、教科書 音楽・朗読・トーク(15日)
8月16日(日)〜18日(火)
8月16日(日)西部教組 文化行事
問い合わせ 053−443−7887
または『せいぶきょうそブログ』でインターネット検索
詳細がわかり次第 掲載します
8月17日(月)土肥信雄さん講演会
前都立三鷹高校長
会場 静岡県教育会館 時間 13時00分〜
会費 500円当日参加可 問い合わせ 静岡市教組054−271−8438
主催 高生研静岡支部 協賛 子どもと教育を考える静岡県民会議
内容 東京都教委の、職員会議での挙手・採決禁止通知に対して、言論弾圧だと公開質問を出した土肥さん(この3月まで現役校長)の話。今もたたかっておられます。
教育全国署名の静岡県スタート集会にもなります。
8月21日(金)〜23日(日)
教育のつどい 教育研究全国集会2009
会場・時間 21日(金)12時00分〜16時00分東京・日比谷公会堂
教育フォーラム21日(金)17時30分〜 都内9会場
29の分科会 22日(土)10時00分〜18時00分
23日(日) 9時30分〜16時00分 都内各会場
会費など詳しい問い合わせ 静岡市教組054−271−8438
03−5211−0123(実行委員会)
8月21日(金)〜23日(日)
8月27日(木)木村裁判第6回口頭弁論
これは教育実践などの「学び」の場ではありませんが、別の意味で教育・学校について学ぶことができます。怒りとともに。
会場 静岡地裁 時間 13時40分〜
問い合わせ 静岡市教組054−271−8438
第6法廷で傍聴した後、弁護士会館で裁判の状況等の説明があります。
尚、裁判所への意見書運動を呼びかけています。教員新採1年目の苦悩、大変な中での支援体制の弱さ、学級づくりでの苦労、「学級崩壊」の経験など、学校の実態やその中での木村さんの苦労・苦悩を裁判所に知ってもらうためにご協力を。
9月 4日(金)市教組 クレスコ学習会
会場 静岡市教組 時間 18時30分〜20時30分
会費 無料・当日参加可 問い合わせ 静岡市教組054−271−8438
内容 教育や学校を取り巻く問題、教育実践など様々に語り合い学びあう場です。
前回は、「子どもの『生きづらさ』をどうつかむか」ということで、『「気づく」という朽ちない宝物〜学校に行かない3人の子どもが教えてくれたこと』という埼玉の保護者の文から学び合いました。
9月 5日(土)西部教組 元気スクール
問い合わせ 053−443−7887
または『せいぶきょうそブログ』でインターネット検索
詳細がわかり次第 掲載します