尾崎裁判

6月21日、
  いよいよ東京高裁第1回口頭弁論が始まります

〜〜団体署名・個人署名を一気に進めてください!〜〜  
 早いもので、今年ももう6月。例年ですと、そろそろ“梅雨入り”という時期ではないでしょうか。
 静岡市内では、多くの学校で“春の運動会”の時期でもあり、学校からは毎日元気な音楽が流れてきています。皆さんの地域では、如何でしょうか。そして、皆さん、元気にお過ごしでしょうか。
 今までたくさんの方々に、大変お世話になってきた「尾崎裁判」ですが、表題の通り、東京高裁に場所を移して口頭弁論が行われます。改めて皆さんのご支援・ご協力をお願いいたします。
尾崎さんの公務災害認定、当然でしょ? 
 先の静岡地裁の判決では、2週間の体験入学が「うつ病」を発症させたと認めながら、「公務の過重性」や「強度の心身的負荷」があったとは認められない、本人の脆弱性が問題だとして「原告の請求を棄却する」という不当判決を出したのです。“公務”と認めながらなぜ?、と多くの方々から疑問の声が届きました。それは当然のことです。
 この高裁の闘いでは、何としても教育現場の大変な実態を知らせ、公務災害を勝ち取らなければなりません。
  署名は大きな“力”になります! 
 皆さん、ぜひとも「署名」にご協力いただき、できればたくさんの「署名」を職場や地域でとっていただけるとありがたいです。
 今、『支援する会』には、全国各地から「署名」が寄せられています。そして、県内の皆さんからの署名も、今届き始めています。裏面に署名用紙を印刷してありますので、使っていただき、一人でも多くの署名を集めていただけるとうれしいです。
今、教職員の健康問題が指摘されています。学校現場での管理や多忙が進む中で、精神的に追い込まれる先生が増加しています。「尾崎裁判」は、教育現場を働きやすいところにするためにも大変重要な裁判です。
 皆さんのご協力を重ねて訴えます。


裁判にひとこと
自閉症の子どもに対する教育は、一人ひとりの実態が違うため、それぞれの児童にあった環境作りを心がけなければなりません。今までの経験が役に立たないことも多いです。少しずつ実践を積み、その自閉症の子が落ち着いて学習することが出来るようになったとしても、ちょっと違った環境に置かれると、今までの指導の成果が無になり、落ち着きのないパニック症状を起こすこともあります。そんな中で、尾崎先生が無力感を感じ、自分を追い詰めていったのは明白です。・・・(Sさん)
□私も教職経験22年を経たところで養護教育にたずさわることになりました。ところが、今までの経験が役に立たないことをいろんな場面で痛感しています。自閉の子どもを指導していくことは、とっても大変です。今、自閉症の子どもを一名担当していますが、それでも大変なのです。少ないから出来るはず、などと考えるのは、大きな間違いです。・・・                       (Mさん)

第1回口頭弁論のお知らせ
□6月21日(木)午前11時〜
東京高等裁判所 818法廷
            ※日比谷公園霞ヶ関
         ※地下鉄丸の内線
                    霞ヶ関駅下車・徒歩3分
        (尾崎裁判支援ニュース15号)