第3回静岡県教育研究のつどいのご案内

11月 6日(土)13時〜  7日(日)15時30分

田方農高

子どもの生きにくさと向き合う実践の創造を

父母・地域・大人は,子どもの「生きにくさ」への共感を

 今,社会・経済の大きなうねりの中で,子どもの貧困
がますます拡大してきています。それは,一般的な経済
的な困窮といったものだけではなく,子どもの人間的な
成長や発達を阻害する力が,蔓延していると言ったらよ
いでしょうか。
 そうした中で,世界的な学力競争主義への対応や教科
の道徳主義化をめざした学習指導要領の完全実施が来年
に迫ってきています。
 このような中で,子どもたちは「生きにくさ」を感じ,
「どうしたら普通に生きられるの?」と苦悩しています。
 こうした子どもたちに寄り添いながら,生きることを
励ましていく実践や取り組みを一緒に考え合いましょう。
 どうぞ,皆さんお誘い合わせの上,ご参加くださいま
すようご案内いたします。

□ 参加費(資料代)  
○ 教職員  両日参加 2000円  一日参加 1000円
○ 父母・一般  500円   大学生以下 無料
  ◇ 宿泊費  7000円(1泊朝食)宿泊申込締切10/15(金)
  ◇ 交流会費 5500円(夕食・交流会費)申込締切同上
  ※ 二日目弁当 800円(お茶付き)・事前申込600円

〈 日 程 〉

第1日目(11月6日・土)  田方農業高等学校

〈記念講演〉11月6日(土) 14時〜15時30分

自分の弱さをいとおしむ

ひとりで悩まない,ひとりで抱え込まない

講師  庄井良信 氏(北海道教育大学大学院教授・臨床心理学)

□ 主な著書
 『自分の弱さをいとおしむ』(高文研)
 『癒しと励ましの臨床教育学』(かもがわ出版
 『揺れる子どもの心象風景』(新読書社)
 『臨床教育学序説』(柏書房
 『学びのファンタジア』(渓水社
 『教育方法学』(福村出版)
 『拡張による学習』(新曜社)・・・訳書
                   など

◇課題別分科会 11月6日・土 15時30分〜17時30分

A  静岡県の子どもの願いや思いを知ろう!   
      「子ども白書」作りへの取り組み      
B  こんなに学習する内容が増えて,大丈夫?  
      でも,ちょっとした工夫から        
C  子どもと生き生きふれ合いたい        
      でも,忙しくて,ごめん           
D  核・戦争のない,平和な世界のために    
      NPT活動の報告を受けて          

◇ 交流会・文化行事 (11月6日・土 18時30分〜)

    宿泊先  伊豆長岡温泉「おおとり荘」にて 
      伊豆の国市古奈1133   ?055-948-1095
      伊豆箱根鉄道伊豆長岡」下車 徒歩15分
※共済組合宿泊補助券が使えます。
          ※田方農業高校から送迎バスが出ます。

第2日目 (11月 7日・日)田方農業高校

〈基調講演〉11月7日(日)10時〜11時

子どもの学びを豊かにするには

教師の学びを捉え直す

講師 加藤好一氏(琉球大学准教授)

◇ 教科別分科会(11月7日(日) 11時〜15時30分)

1  国語教育 ○「あいさつのみぶりとことば」の実践(小2) 
宮沢賢治「やまなし」の実践(小6)    
        ○「海の方の子」(高)        

2  算数・数学教育 
○小学校3年生「わり算」の実践      
(レポートのみ)  ○2次関数の利用で速さと制動距離の関係を実験で確かめる授業
微分法の授業実践例(高)          

3  理科教育    
○「電気の性質とはたらき」の問題点について(小) 
○小学校・中学年の子どもが楽しくなる観察・実験   
○酸と塩基(アルカリ),           
酸化と還元の投げ込み実験(高)      

4  社会科教育   
 ○小学校4年生「地域学習」の実践       
○パソコンを活用しての実践(部活の関係で未定)  
○ステキな授業のネタ紹介(高)        

5  英語教育    
○担任が主体になる外国語活動(小)      
○自主研修でひと休み                   
〜授業を楽しむことを思い出した〜(高)  
○修学旅行の試み(高)          
○日頃の活動(高)            

6  図工・美術教育 
○障害児学級の図工・美術                 
―つくることでつながって―         
○中学校3年生―インスタント水墨画―     
○県高校美術・工芸科実態調査について           
  〜専任教諭の減少に伴う問題点について〜   

7  スポーツと体育科教育   
○みんながわかり,できるマット運動(小)  
○身体感を問う体育理論(高)         

8  家庭科教育   
人間性を培う場としての家庭生活の
    基礎基本を教室から広げよう(小)      
○「高齢者」の授業をどう進めたか(高)    
○保育実習に向けた家庭科の授業(高)    

9  特別支援教育・子どものからだと教育   
○知的障害児・特別支援学校小学部の実践          
○明るく元気に子どもたちと向き合うために         
   〜心身症・肩こり・腰痛のない
     職場にするための取り組み〜             
○小学校の保健指導              
                           
10  生活綴方と教育 
○入門期の詩の指導(小1)           
      〜子どもの心に寄り添って〜        

11  子ども集団づくり   
○困っている子を中心にした学級づくり(小)  
○英語劇を学校文化に(高)         
                              
12  学校職員・事務職員   
○事務労働の多忙化とそのあり方について           
  〜市職員の非常勤化等の実態をふまえて〜   
○子どもたち・教職員にとっての安全で安心な学校施設とは?   

13  職業教育    
○栄養繁殖〜挿し木・接ぎ木・取り木など〜   
                               
14  読書・図書館教育      
静岡県高等学校図書館の実態                
〜図書館予算・図書館開館時間・司書の配置状況など〜(高)            
○新入生オリエンテーションシ          
〜図書館に行くと,何か楽しいことがありそうだ〜  (高)            
公共図書館の現状             

15  幼年教育・低学年教育    
○3才児未満の保育の現状          
○小学校低学年の実践と課題                 
静岡県立田方農業高等学校   
419−0124 静岡県田方郡函南町塚本961
 055−978−2265 (※ カーナビ検索でのみ使用可)
 ○JR三島駅より伊豆箱根鉄道へ         
 ○国道136を南下,塚本陸橋を左折
  伊豆箱根鉄道 伊豆仁田駅より徒歩2〜3分    
伊豆箱根鉄道を越えてすぐ


〈連絡・問い合わせ・申込先〉 
静岡県高等学校障害児学校教職員組合
〒420-0856 静岡市葵区駿府町1−12 静岡県教育会館2F
054-254-6900 Fax 054-254-0814
e-Mail s-koukyouso@ny.tokai.or.jp
または
全静岡教職員組合
〒420-0004静岡市葵区末広町1−4 静岡市教組会館内
054-253-3331 または 054-271-8438
Fax 054-253-3331
e-Mail zenkyoshizuoka@dream.ocn.ne.jp