第48回静岡県母親大会 分科会の報告

* 教育現場の多忙化、パソコンに向かう仕事量が増えている。それは、どこからくるのか!やはり、文科省より発信される上位下達そのもの。新教育基本法や学習指導要領を末端にまできて、忙しくさせている。教師は教えることに必死。子どもはそれをこなすことに必死。もう一度立ち止まって、父母と教師がよ〜く考えて、手を結んでやるしかないね。

* 「みんな元気に生涯現役 しなやかに心を体を保つための工夫 特別分科会」
に参加。自分に合った方法で、体によいことを見つけて続けることが大事なことがわかりました。教わったストレッチ体操を毎日10分でも継続できるように努力したいと思いました。

* いろんな立場の方のお話が聞けてよかったです。英語教育って根本的に間違ってないのかな?大きくなってもぜんぜん英語でしゃべれないっておかしくない?やり方によっては目からうろこで、ぐんぐんわかるらしい。私だけが事務の仕事に追われているのではなく、どの地区の先生方も“パソコンの仕事”が多く、苦しめられている。「うれしい」「わかった」と言える子どもたちを、もっともっと育てていきたいと思います。

* 1ヶ月分の着替えを常に持ち、朝でも夜中でも現場に駆けつける記者生活の話から、ドキュメンタリー制作やニュース作りの裏側を話してもらいました。わかりやすく、見る人が見たい番組を作るための局内での話し合いを繰り返しているそうです。名刺ももらい、5年生への授業への協力をお願いしたら、快く受けてくださいました。この秋やるぞ〜!と、張り切る心と忙しい中どれだけできるのかな〜と思いました。

* 「本当の学力を身につけるために これでいいの?今の学校」というテーマで、小学校現場でいかに子どもたちの学習内容が増やされているかの実態をまず話しました。次に19人の参加者全員に問題意識や何故ここに参加したかを話していただけました。保護者・母親が少なかったこともありましたが、元教員や学校統廃合をよしとする市長の元での市会議員さんや塾の先生など、様々な発言がありました。ある男性からは、学校の先生の教え方が悪いと批判的な声もありました、一方で全教静岡の仲間からは、校内研修で教師も学ぶ喜びを感じる研修ができていることや、担任している子どもの成長が生き生きと語られました。

* 暮らし・労働〉の第7分科会「食料自給率を 生産者とともに考えよう」に参加しました。
(教育分野をさぼって)この分科会に出ることが密かな願いで、やっと実現しました。(笑い)
皆さんはすでにご存じだろうと思われますが、大運動で県評に結集する団体の中に
「農民連(農民運動全国連合会)」という団体があることを私が知ったのはまだ数年前のことです。
その農民連の方々の発言は、非常に興味深く大いに刺激的でした。
 教育に直接的に関係する部分は少ないかもしれませんが、「食育」に力を入れようとしている文科省施策との絡みからも、私たちは問題意識をもち、自分なりの見識を持ちたいと思いました。

1600人の静岡県母親大会 準備から、ご苦労様でした。