「学校運営の見直し、改善」の県教委通知

 静岡県教委は、この3月に次のような通知を発しています。
 職場に浸透しているでしょうか?
 数回にわたって、通知の内容を紹介します。
 当然、現場に下りているはずと、県教委当局も「期待」しているものです。

                  教総第450号の2 平成21年3月19日
各市町教育委員会教育長様
                      静岡県教育委員会教育長
       学校運営の見直し、改善ついて(通知)
 このことについて、これまでも教育委員会事務局、各公立学校等において取り組んできたところでありますが、今後、教職員がより一層意欲を持って教育活動に取り組むことができ、また、児童生徒と向き合う時間をできるだけ多く確保できるようにするため、県内公立学校の現況や理想の学校教育具現化委員会の提言等を踏まえ、通知します。
 ついては、貴教育委員会におかれましても本通知及び別添資料の趣旨等を御理解の上、学校運営等の見直し、改善に積極的に取り組むとともに、管下の小中学校ヘ周知をお願いします。
        担 当 教育総務課制度企画班法規担当
      

学校運営等の見直し、改善について

                    静岡県教育委員会教育長
1 趣旨
 学校運営等の見直し、改善を行うことにより、質的な面に考慮しつつ、業務量をスリム化して、教職員の児童生徒と向き合う時間を確保し、また、教職員が意欲を持って業務に取り組める教育環境を整えるなど、教育活動をより円滑に推進し、学校教育の一層の充実を図る。
2 基本方針
 県・市町(学校組合)教育委員会は自らが業務を見直し、改善に取り組む。
また、学校においては校長のリーダーシップにより、全教職員の参画の下、教育活動にかかわるすべての業務を見直す。
なお、見直しに当たっては次の項目を基本に据え、必要のない業務は廃止し、また、業務の焦点化を図るなど、積極的に見直しを行い、改善に取り組む。
(1)すべての業務の効果、必要性などについて見直しを行い、業務の質と量、優先順位等を考慮し  て統合、縮小、廃止等を行う。
(2)教育委員会、学校、教職員が、それぞれの業務の見直しを行い、改善を積極的に行う。
(3)処務規程等に基づく的確な処理を目指すとともに、事務処理のマニュアル化、電算化等により  合理化、能率化、簡素化を図る。

つづく