09春闘勝利静岡決起集会が静岡市で開かれました


開始前の民舞
 集会での呼びかけをお読みください。

賃上げと雇用を守り、福祉・医療を充実させる、09春闘のたたかいに全力をあげよう

みなさん
 09春闘の集中回答日がいよいよ間近にせまってきました。今年の春闘は、アメリカ発の金融破たんの「津波」が襲う、かつてない状況のもとでたたかわれています。
 政府や財界、企業経営者は、輸出や売り上げの減少を人件費削減で切り抜けようとしています。非正規労働者にとどまらない大規模な首切り・「合理化」に加え、「ワークシェアリング」という口実で賃下げが押しつけられようとしています。
 政府が公表した2008年10〜12月期の国内総生産(GDP)は、対前年比でマイナス12.7%となっており、深刻な景気後退の実態を明らかにしました。これは、日本経済のゆがんだ輸出(外需)頼みの構造、弱さを示すものに他なりません。自動車や電機などの大企業の国際競争力が強まれば、他の産業にも効果が波及するといってすすめられた「構造改革」が、貧困と格差を拡大し内需を冷え込ませたことは、もはや誰の目にも明らかです。
 内需の中心は、個人消費、労働者や国民の家計です。家計をあたためるには、年金や医療・介護など社会保障を充実させるとともに、雇用を安定させ、賃金を引き上げることが最も近道です。「雇用も賃上げも」は、社会的な大義のある要求です。大企業には、それを実現する十分な体力と財力があります。溜めこまれた内部留保や株主配当の一部を使えば、首切り・リストラをやめ、賃上げをおこなうごとが可能です。だからこそ、マスコミばかりか、政府・与党首脳も「内需拡大」といわざるを得なくなっているのです。
 09春闘は、冷酷・非情な大企業の横暴をただし、内需拡大・国民生活本位の政治・経済にきりかえる歴史的な春闘です。世界に恥をさらし、完全に行きづまった麻生内閣と自公政治の根本的な転換の一歩をすすめていく春闘です。
 雇用をまもるとりくみと同時に、賃金闘争での前進が重要です。賃金闘争・春闘は、経営者が働く者のくらしにどれだけ責任を果たすか問われる場です。賃金闘争で前進してこそ、運動のいっそうの前進を切りひらくことができます。生活をまもり、日本経済の民主的再生を果たすことができます。
「雇用も賃上げも」の大義の旗を高くかかげて、すべての組合員の決起と国民世論の総結集をはかり、09春闘・賃金闘争を全力でたたかいぬこうではありませんか。
2009年3月8日
               09春闘勝利静岡決起集会

 一方的な解雇(これは違法です)や賃下げ、「派遣切り」や偽装請負の問題、労働組合を作りたい等の相談は、
   静岡県評   054−287−1293 FAX 054−286−7973
   静岡地区労連 054−271−0951 FAX 054−271−0965
 合い言葉は、一人で悩まないで・・・! 



「入学金・授業料・教育費ホットライン」について次のニュースが入っています。
入学金・授業料・教育費 緊急ホットラインを開設!
授業料減免や奨学金制度にかかわる深刻な相談相次ぐ!
全教、日高教、全国私教連は、3月8日(日)、9日(月)に大量解雇にともなう雇用危機や生活破壊から子どもたちの就修学・進路を守ろうと、「入学金・授業料・教育費ホットライン」を開設。朝日新聞毎日新聞、読売新聞、NHKが事前にこのとりくみを報道したこともあり、本日8日(日)10:00のホットライン開設時から、「授業料金を滞納している」「私立高校への進学が決まっているが入学金のめどがたたない」など、授業料減免や奨学金制度にかかわる相談の電話が相次いでいます。ホットラインの模様は、本日のNHKテレビ朝日系列の昼ニュースでも報道される予定です。
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