3/27 08春闘要求書提出

 全教静岡は、3月27日県教委に対して、08春闘要求書を提出しました。
 多数の要求項目がありますが、そのうち下記の項目を、今年度の重点要求としました。是非ご意見をください。

重点1 4月22日に実施されようとしている「全国学力・学習状況調査」は、保護者を巻き込んだ「競争激化」「序列化」を引き起こすなど問題が多いため、実施しないよう市町教委に働きかけること。

重点2 学校に「新しい職」(副校長・主幹教諭・指導教諭等)を置かないこと。

重点3 子どもたちに行き届いた教育を保障するため、静岡県独自に、小・中学校の全学年において30人学級を実現すること。当面、小学校1・2年生、中学校1年生(可能な限り2年生まで)の少人数学級を実現させること。
 「理想の学校教育具現化委員会」の中でも論議されているように、「ゆとり」を持って教師が子どもと向き合って授業を進めることが出来るよう、各学校への加配教員を思い切って増員すること。

重点4 教育現場に混乱を持ち込む「静岡県教職員評価制度」の試行・本格実施はしないこと。

重点5 最近、土・日に学校に出かけ、成績処理や授業準備などをする教員が多くの学校で目立っている。教育活動に必要な仕事は、基本的に時間内で終了できるよう、教職員の増員をはじめとする条件整備を行うこと。

重点6 再任用を希望する場合には、その希望が達成できるよう対応すること。

重点7 超過勤務の縮減をはかり、教職員の命と健康を守るために、文科省4.3通達「労働安全衛生法等の一部を改正する法律等の施行について」並びに文科省12.6通知「公立学校等における労働安全衛生管理体制の整備について」の内容を、すべての学校に改めて周知徹底し、具体的な動きを確実に作ること。

重点8 臨時的任用職員待遇について、忌引きの日数等、正規と同様な権利を保障すること。