控訴するなの声を!

不当分限免職取消判決 「控訴するな」の声を送ってください

 京都市教組から次の要請がありました。京都市教委の横暴はひどい!「指導力不足教員」制度のねらいが、はっきりしているとも思えます。是非、要請に応えてください。
 詳しくは「京都市教組」のHPで。

京都市教組からの要請

〜「京都市教組です。2/28京都地裁は、京都市立小学校の新採教諭であったTさんに対する京都市教委による分限免職処分を取り消す判決を下しました。
この判決を導き出したのは、Tさん自身の本当に誠実なひたむきな人柄、奥さんを初めとするご家族の献身的なバックアップ、主任弁護士など弁護団の奮闘、そして何より、約10000筆にものぼる要請署名を集中していただいた全国の仲間の力です。あらためて篤くお礼を申し上げます。

 京都市教委の挙げた42項目の処分理由の1番目は「運動会の打ち上げで飲酒して体調を崩し学校を休んだ」。これがどうして指導力不足に欠けることになるのか。
 
 裁判所は明確に判示しました。42項目を独自に35項目に整理した上で、1項目ごとに精査し、内10項目は事実を確認できない、12項目は事実は確認できるが教員としての評価には影響しない、残りの13項目については問題性はあるもののこれをもって教員としての適格性が欠如しているとまでは言えない、と。また子どもたちへの指導困難の原因として管理職からTさんへの不適切な指導のあり方も指摘しています。

 はじめから免職ありきで、後からこじつけ、言いがかりとでもいうべき理由を並べ立て、あたかもTさんが非常識なダメ教師であるかのように裁判所に印象づけようとした、京都市教委の不当さが、見事に断罪されました。

 2/29早朝、京都市役所前で、控訴断念を求める宣伝行動を行いました。市役所職員のみなさんはいつもよくビラを受け取ってくれるのですが、今日はいつもにもまして、受け取ったビラを食い入るように見つめる職員の方の姿が目立ちました。宣伝にはTさん本人も参加してくれました。その後、京都市教委に、控訴断念とTさんの現場復帰を強く求める申し入れを行いました。

 緊急に京都市・市教委へ、「判決に従え」「控訴するな」「Tさんを一日も早く学校へ戻せ」の要請を集中する必要があります。くわしくは京都市教組HP
http://www.kyoto-shikyoso.ne.jp/info/2008/02/28-123712.php
をご覧下さい。要請書の書式もダウンロードできます。
FAXで京都市役所(075-213-0286)に、出来るだけ早く送って下さい。是非よろしくお願いします。

              以上です。ご協力をお願いします。