主催;静岡県学災連
日時 11月17日(土)
13:00〜16:20
場所 教育会館 地下特別室
新静岡センター向かい
内容
安心・安全な子どもの環境づくりを考える
〜 なぜ日本では子どもの事故死亡率が高いのか 〜
WHOの統計によると、日本の子どもの傷害死亡率は発展途上国なみの最悪ランクにあります。 子どもは成人するまでの長い間、学校で過ごします。この学校管理下で起こる事故を『学校災害』といいます。日本では、この学校災害の発生件数が、年間120万件以上という膨大な数にのぼります。部活・スポーツ中の事故、校舎からの転落など授業中の事故や、いじめ・自殺、不審者の侵入や登下校中の事故などです。その原因を取り除くこと、幼稚園・保育園・学校で、教職員を増やし、「学校安全職員制度」をつくるなど、多くの対策が求められています。
静岡県学災連とは…
静岡県学災連(学校災害から子どもを守る静岡県連絡会)は、2000年に結成されてから、県教委との事故防止の学習会を続けたり、全国学災連と連携し、学校(園)事故の対策や保障などに取り組んできた組織です。
講師 今井 博之 さん
(京都・吉祥院こども診療所所長)
こども診療所で診療にたずさわりながら、子どもの安全ネットワークジャパン監事、日本セーフティプロモーション学会理事をつとめ、子どもの事故防止のため、全国的に活躍されている小児科医の方です。
訳書『死ななくてもよいこどもたち』
著書『ありふれた子どもの病気と事故の予防』など