静岡県母親大会 速報


朝から大型バスなどで県内から大勢の人。静鉄古庄駅からもぞろぞろと。昼からのワークショップ、たくさんの“店”が既に開店準備中。全教静岡組合員も、「入り口は、昇降口から〜!あちらで〜す。」
もっとも実行委員は、前日も準備して、今朝も8時集合で!なお、全教静岡組合員も何人もがんばってくれました。田方の母連事務局には、男性組合員が入っていて、今日はバスの案内係。「50人近くの参加者の確認をしなくては…。」と。ご苦労様。

参加者は、県内各地から千数百人!(昨日時点で1500人以上確認!)

 移動分科会で日本平動物園に行った人、体育館で橋本のぶよさんといっしょに歌っていた人、それ以外にも20の分科会があって、どこもいっぱいの参加者だったようです。
ある中学の社会科の先生は、「静大の三橋先生の話も聞きたいし、司法裁判制度についても社会科としては聞いておきたいし…。」と盛りだくさんで悩んでいました。
 参加者は是非「コメント」で知らせてください。
 なお、「いじめをなくしたい…」の分科会と「子どもが安心して通える学校」分科会などに全教組合員が、司会・助言・記録・係などで関わっていました。

全体会は、二宮厚美さん(神戸大学)の講演

 会場の体育館はいっぱいの人、人…。
 「最近、一挙に5百万人以上の若者がワーキングプア…年収二百万以下、百五十万くらいの年収になっている。ヤンキースの松井の年収に届くのに千年かかる計算。いくら松井が野球の実力があるといっても、これはあまりにも不平等。今の社会、企業が人間の(若者の)能力を適正に評価してないあらわれ。テレビのネット喫茶難民のドキュメンタリは、いつもをはるかにしのぐ反響があったそうだ。
 帝国ホテルのカレー、テイクアウト一万円。リッツカールトンのテイクアウトサービス一日二百万円。所得にも消費にも格差が激しくなっている。
 一方で日常の消費生活を、百円ショップに依存するような人も多くいる。貯蓄にも異変が見えている。高度成長時、収入の二割を「老後のため」などで貯蓄していたのが、今収入の3パーセント程度。貯蓄ゼロという世帯が23パーセントほどにもなっているようだ。貧困深まった。
 経済的格差だけでなく、健康格差、身体的格差。医療改悪でますます厳しくなっている。夫がリストラされ、国保二十三万円払うのは無理。で、短期保険証を発行してもらったが受付で出すのが恥ずかしい。貧乏人は医者に行くなと言われているよう、との36歳の女性の投書もあった。
 子どもたちの学力格差にも格差が出ている。ある調査では、算数にけんちょにあらわれている。親が子どもに金をかけてるかで差が出る。一万円未満はだめ.三万超投資効果ありと。
 こんな政治、社会では…  この後を記録者は聞くことができなかったので、どなたか補ってください。

 全体会の司会や訴えでは、全教組合員も参加しました。ごくろうさま!

 遠くて見えませんが、壇上にいる何人かは小中学校の先生です。

 昼の宣伝で、教育予算増額と教育改革3法案反対のチラシを400枚配らせてもらいました。また、教育予算増額要求署名150筆、教育改悪3法案反対署名50筆、尾崎裁判支援署名を30数筆…、ありがとうございました。

 いやあ、それにしてもいい天気でした。