「慎重審議」を求める国民世論に背を向ける暴挙に断固抗議する!

 

衆議院議員面会所に詰め掛けた人々
特別委員会での与党単独での採決強行に怒りの声が沸きあがった 
 
 本日15日17時18分頃、衆院教育基本法特別委員会は教育基本法改悪法案について、野党欠席のまま質疑を打ち切り、自民、公明両党の与党単独で採決を強行し、可決しました。民主、共産、社民、国民新の4野党は、「さらに慎重に審議するべきだ」などと採決に反対し、特別委員会を欠席していました。採決後、野党4党はこの暴挙に抗議し、特別委員会への差し戻しを求めています。
 与党は質疑の中で、「通常国会臨時国会を通じて慎重審議を行った」「100時間を超える十分な審議を行った」などと述べ、採決に及びました。野党が求めた徹底審議を拒否した与党のこうした行為は、「慎重審議」を求める高まる国民の世論に背を向ける行為であり、断固許すことはできません。
 続く衆院本会議での審議に向け、全力をあげて教育基本法改悪阻止のため、たたかいぬきましょう!
 
 なお、明日の衆院本会議は午後1時より開催予定。野党4党は本会議散会後、「野党4党共同緊急抗議集会」を開き、その後、午後4時30分(予定)から東京・有楽町「マリオン」前で野党4党による街頭宣伝を、各党の幹事長・書記長を弁士として行うとしています。野党への激励をお願いします。
 
 また、教育基本法改悪法案など諸悪法の成立を許さない声をあげ、国会を包囲しようとの「ヒューマンチェーン」(人間の鎖)の2回目の行動が16日17時から国会議員会館前で行われます。多くの参加で成功させ、国会に国民の声を届けましょう。 
 
全教HP 
http://www.zenkyo.biz/index.html
 

抗議先については、11/14掲載の兵庫高教組HPを活用してください。