改定でなく理念実現を奈良 天理市議会が意見

 奈良県天理市議会は「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書」を二十二日、全会一致で可決しました。

 意見書は「教育基本法の理念は二十一世紀の教育の指針として堅持するにふさわしいもの」としています。

 また「今こそ教育の原点である教育基本法のめざす理念や内容が、教育の現場や教育行政にどのように実現されてきたのかなどを総点検する国民的な対話と討論を行うことが必要」とし、「政府、国会が同法の掲げる理念実現のために最大限努力する」ことを求めています。