国は、特別支援学校にも「設置基準」をつくって! 署名のお願い
特別支援学校には、設置基準がありません。どうなるか?定員を大幅にオーバーしても無理やり入学させ、教室を半分に、廊下や玄関で授業、隣に迷惑がかからないようにする音楽や体育の授業など、これでも学校?と思われるような実態があります。
国は、障害の種類が多様で、一律にはできないなどの理由をつけていましたが・・・
国の「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」の場に、資料として『これまでの議論の整理(案)』が出されました。その中の「3.特別支援学校における教育環境の整備」の1項目に(特別支援学校設置基準の策定)があります。そこに、「国は特別支援学校に備えるべき施設等を定めた設置基準を策定することが求められる」と書かれています。
長年の要請がようやく実りつつあるのではと、期待したいですね。
署名のがんばりどころです。
特別支援学級の編制標準の8人は、多すぎ!標準を減らして 署名のお願い
【全教静岡の春闘要求】 特別支援学級を複数担任とし、かつ「多学年学級」の解消、学級編制基準5名以下への改善を行うこと。
【県教委の回答】 特別支援学級の編成につきましては、昨年度も8月及び12月に、文部科学省へ「静岡県の提案」として、構成基準児童生徒数の引き下げの要望書を提出いたしました。本年度も引き続き要望をしてまいります。
また、本年度は自閉症・情緒障害がある児童・生徒が7人以上在籍するすべての学校、知的障害がある児童・生徒が8人以上在籍する全ての学校において非常勤講師を配置しました。
今後も引き続き、特別支援教育の充実を図るための非常勤講師の配置に努めてまいります。
【組合】 標準が改善されたのはうれしいけど、でもね、学年が複数にまたがる特別支援学級はとても大変。例えば4学年にわたって子どもがいれば(実際にいる)4種類の教材と授業準備が必要になる。子どもがかわいそう、教師も大変。
また、一昨年度は非常勤講師が見つからなかった例がある。今年度は全て配置でいいですね。さらなる制度改善を国に要望してほしい。
追 校舎の中で特別支援学級の教室の配置がひどくありませんか?北側の校舎の1階だったり(寒い)、保健室、給食室、職員室から遠かったり。
改善させたいことはいっぱい。
このコロナ禍での休校期間、あるいは再開後も、大変ではありませんか?
写真のような2種類の署名運動を行っています。
署名、あるいは署名集めにご協力いただける方を募集しています。
ご協力いただける方は、下記へ連絡を!
全静岡教職員組合(全教静岡)
電話 054-253-3331
FAX 054-270-7802
メール zenkyoshizuoka@dream.ocn.ne.jp